『バイオニック コマンドー』は、1988年にファミコン用として発売された名作アクションゲーム『ヒットラーの復活』の続編。主人公ラッド・スペンサーは、TASC特殊部隊“バイオニックコマンドー”結成時のメンバーで、TASCが開発した人工腕「バイオニックアーム」の初の実験体でもあります。バイオニックアームには全長約20メートルの伸縮可能なワイヤー付きフックが標準で装備されており、強力な能力を有しています。
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ラッドと敵対するのはテロ組織「バイオレイン」。アメリカ連邦国は、スペンサーが装着しているバイオニックアームをはじめとする、バイオニック技術で身体能力を強化する技術を廃止しようとしています。しかしそれに反対し、バイオニック技術を再び合法化させるためにテロ活動を行っているのがバイオニック支持派の「バイオレイン」です。
バイオレインはまず手始めとしてアセンション・シティを爆破するという暴挙に出ましたが、今回の攻撃は大いなる計画の序章に過ぎません。彼らは単なる烏合の衆ではなく、よく訓練された歩兵部隊まで有しています。
全ての兵士は特殊な放射線防護用のスーツ、フェイスマスク、そして敵と対峙する際に必要な装備品を完備。歩兵個々の火力は強くありませんが、その欠点を数で補い、スペンサーに襲い掛かります。
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さらに恐ろしいのは、その装備。「スタンダード・バイオメック」は世界中の軍隊で使用されている機械式歩兵スーツ。非常に動きやすく、衝撃への耐性も高く、重火器も使用できるため、これを身につけた兵士は戦場において脅威の存在となります。
バイオレインはスタンダード・バイオメックにさらに改良を加えたており、まるで野生のゴリラのような俊敏性と圧倒的なパワー、そして鉄壁の防御力を手に入れています。
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また「ポリクラフト」と呼ばれる、飛行可能な兵器も保有しています。小型の機体と空中における卓越した機動性により、空からの素早い迎撃はもちろん、狭い環境での移動や地面すれすれの低空飛行も衝突の危険なくこなすことが可能なポリクラフトは非常に手強い敵です。
ミサイルまで装備し、空中をまるで蜂のように機敏に移動するこの暗殺者を破壊するには、あらゆるテクニックが必要となります。
『バイオニックコマンドー』は2009年6月25日(木)発売予定で、価格は7,340円(税込)です。