ゲーム内広告は2014年までに10億ドル規模に−5年で倍近い成長

ゲーム内広告が2014年までに10億ドル(約960億円)産業に成長するとの調査結果が発表されています。

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ゲーム内広告が2014年までに10億ドル(約960億円)産業に成長するとの調査結果が発表されています。

海外ゲームサイトGamasutraがCitigroupの調査として伝えるところによりますと、ゲーム内広告は、通常のバナー広告よりも1000ユーザー当たりの費用に優れており、ゲーム内広告を出したいと考える広告主のニーズも高まっているとのことです。

現時点でのゲーム内広告の市場規模は6億ドル(約580億円)ですから、5年間でほぼ倍の成長を遂げるという予想になります。

アナリストによれば、ゲーマーの平均年齢は35歳であり、その40%は女性であることがゲーム内広告をより魅力的にしているとのことです。

人々が親しむゲームの中に広告を出すというゲーム内広告、その可能性については繰り返し取り上げられています。2006年には「2009年までに4億ドル(約386億円)規模に成長する」との予測が発表されましたが、これは達成された形となっています。

米大統領のバラク・オバマ氏は大統領選において若者をターゲットとし『バーンアウト パラダイス』などのタイトルでゲーム内広告による選挙運動を展開して話題となりましたが、今後はこうした利用法が増えていくのではないでしょうか。

《水口真》

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