ゲーマーの情報源は口コミがメイン、複数機種の所有も当たり前に-米調査結果
ネット全盛時代もゲーマーのコミュニケーションは口コミがメインのようです。
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米国の調査会社NPDグループは、ゲーマーの31%が口コミを重視するとの調査結果を発表しました。
調査は2009年1月7日~1月27日の期間中、北米在住の20893人を対象に行われました。
ゲームに関する情報は口コミがメインの伝達手段である模様。ゲーマーたちの31%が口コミ及び友達や親類の家で実際に遊ぶことで情報を入手しているとのこと。情報ソースが雑誌やオンライン広告、ソーシャルネットワーキングサイトを重視しているのはわずか5%程度に過ぎなかったとされています。
複数のゲーム機を所有することも当たり前になりつつあるようです。
■Wii
米国のゲーマーの32%が所有
Wiiユーザーの14%はPS3を所有
Wiiユーザーの26%はXbox360を所有
■プレイステーション3
米国のゲーマーの10%が所有
プレイステーション3ユーザーの42%はWiiを所有
プレイステーション3ユーザーの34%はXbox360を所有
■Xbox360
米国のゲーマーの20%が所有
Xbox360ユーザーの42%はWiiを所有
Xbox360ユーザーの18%はXbox360を所有
NPDはオンラインとオフラインにおける人気ジャンルの違いも調査。特にオフラインでは機種ごとに人気ジャンルが異なっていたと指摘しています。
■Wii
オンラインではカード、パズル、アーケード、ワードゲームが人気
オフラインではファミリー志向ゲームが人気
■プレイステーション3
オンラインではシューターが人気
オフラインではアクション/アドベンチャー、レーシングゲームが人気
■Xbox360
オンラインではシューターが人気
オフラインではファミリー志向ゲーム、アクション/アドベンチャーが人気
同社のアナリストであるAnita Frazier氏は、「この調査結果は、“カジュアルゲームを遊ぶのは浅いゲーマーである”という一般的に信じられている誤りを暴くものだ」とコメントしています。
Wii、プレイステーション3、Xbox360といった据え置き機ユーザーの男女比は56対44。年齢層は2~12歳が24%で最も多く、次いで25~34歳が20%、35~44歳は17%であるとのことです。
《水口真》