4ホールにある「ゲーム科学博物館」ではゲーム機の分解モデルと、モーションコントローラーの動作の仕組み、という2つのコーナーが用意されていました。
まずゲーム機の分解モデルのコーナーでは、歴代プレイステーション3、Xbox 360の本体と対応コントローラーを分解したモデルが展示。なかなか見られない中の基盤をチェックすることができました。
![]() | ![]() | ![]() |
プレイステーション | PSP | デュアルショック |
![]() | ![]() | ![]() |
初代Xbox | Xbox 360 Elite 最新版 | 最新PS3 |
プレイステーション3の場合、2006年に発売された初代モデル、2007年の2代目、そして先日発売されたばかりの3代目の3つの本体が並べられていました。比較すると、年数が経過するごとに部品点数が削減され、基盤もすっきりしていくのが分かります。
メインCPUであるCellも最初は90nmプロセスだったのが、2007年には65nmプロセス、2009年には45nmプロセスへと移行しています。GPUのRSXも同様です。これによりコストも順次削減され、先日の値下げに繋がりました。
![]() | ![]() | ![]() |
2009年 | 2007年 | 2006年 |
一方のモーションコントローラーの仕組みを紹介するコーナーではパネルやWiiリモコンと特殊なソフトを使って説明がされています。一般的なモーションコントローラーでは、内部にある極小のおもりとバネが加速度で引っ張られるのを感知して動作しています。
普段は滅多に知れない興味深い展示がある「ゲーム科学博物館」もぜひチェックしてみてください。