【TGS2009】即席コンビ、同僚、男女ペア……『メタルギア ソリッド ピースウォーカー』、ゲーム大会は多彩な「潜友」が挑戦
東京ゲームショウ(TGS)2009で行われた『メタルギア ソリッド ピースウォーカー』のゲーム大会、1日目と2日目は共に即席コンビの優勝となりました。
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協力プレイで遊ぶ友達を「潜友」(せんゆう)と呼び、体験版をダウンロードした人専用のマッチングスペースを用意するなど意欲的な展開を見せる『メタルギア ソリッド ピースウォーカー』。ビジネスデイの大会を制したのは共に即席コンビ。「潜友」の絆は素早く強く結ばれるようです。
ルールは拠点制圧、タイムリミットは10分。最終エリアを制圧するまでに9人を「フルトン回収」することが必要になります。ファンにはお馴染みの「フルトン回収」、制圧した敵兵の腰にヘリウム気球を取り付けて空へ浮かべるという実在のシステム。素早く9人という条件を満たす必要があるというわけです。
2日目の大会で最初に挑戦したのは、たまたま出会った二人が「潜友」となったチーム。片方が敵兵を眠らせ、もう片方が「フルトン回収」するという役割分担で順調に進行。前日の最高記録4分43秒を大幅に上回る4分06秒というタイムをたたき出しました。
次に挑戦するのはどちらも体験版を未体験というコンビ。武器は多いがカモフラ率が低い「NAKED」と標準的な能力を持つ「JUNGLE FATIGUES」で挑みます。操作方法を確認しながらのためか苦戦してしまい、回収人数は3人となりました。
3番目はどちらも『メタルギア ソリッド』の経験者で、会社の同僚どうし。「JUNGLE FATIGUES」を装備した二人は最初から激しい撃ち合いを演じます。片方のLIFEゲージが0になってしまい、もう片方が心臓マッサージでの蘇生を試みますがあえなく失敗。心臓マッサージの重要さがクローズアップされた結果となりました。
4番目は男女ペア。ビジネスデイとしては初の女性プレイヤーの登場です。
「JUNGLE FATIGUES」のコンビで戦地に降り立ちますが、なんと同時にLIFEゲージが0になるというユニークな最期を遂げました。
結果は4分06秒で最初のチームが逃げ切りの勝利。
「偶然であった」「職場の同僚」「男女ペア」など「潜友」の多彩さが予感できる大会でした。
《水口真》
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