コナミ、第2四半期業績を発表―減収ながら利益を確保

コナミは平成22年3月期第2四半期の業績(米国会計基準)を発表しました。

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コナミは平成22年3月期第2四半期の業績(米国会計基準)を発表しました。

それによれば、売上高は1139億1400万円(前年同期比△22.5%)、営業利益46億1100万円(△79.8%)、税引前純利益40億2900万円(△82.0%)、税引後純利益22億3200万円(△81.3%)となり、大幅な減益ながら利益を確保するという結果でした。

コナミの上半期は『プロ野球スピリッツ』『ウイニングイレブン』『実況パワフルプロ野球』『DanceDanceRevolution』といった定番タイトルがあったほか、新規タイトルでは『ラブプラス』がありました。健康サービス事業では直営店、受託施設が増加したほか、新サービスや商品の導入を積極的に行いました。ゲーミング&システム事業でも北米および豪州で堅調な伸びを見せています。主要3事業でいずれも営業利益を確保したものの、『メタルギアソリッド4』があった前期と比較すると減収となりました。

ゲームソフトのプラットフォーム毎の販売本数シェアではWiiが23%、PSPが22%、DSが21%、PS3が15%、PS2が14%、Xbox360が5%、PCが1%と満遍なくソフトをリリースしていたことが分かります。地域別では合計589万本のうち、日本国内で275万本、北米で132万本、欧州で172万本を販売しています。

今後の展開では「グローバル事業展開の推進」「コンテンツのマルチプレース展開」「フランチャイズタイトルの安定成長と既存IPの活用」「オンラインネットワークを活用した商品・サービス展開の拡大」を挙げています。

通期の業績予想は売上高3100億円、営業利益300億円、税引前純利益285億円、税引後純利益160億円と期首の予想を据え置いています。

《土本学》

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