「ゲームはサタンが発明したというのは間違っていた。だけど……」-海外のお母さんが更なるゲーム批判

米国オレンジ州のとあるお母さんは「ゲームはサタン。ニュートンがDSを持っていたら万有引力を発見することもなかった」とユニークな説を展開しました。もちろん、もの凄い数のコメントが寄せられましたが、彼女は更なる反論を展開しています。

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米国オレンジ州のとあるお母さんは「ゲームはサタン。ニュートンがDSを持っていたら万有引力を発見することもなかった」とユニークな説を展開しました。もちろん、もの凄い数のコメントが寄せられましたが、彼女は更なる反論を展開しています。

「サタンがゲームを発明した、というのは間違いでした。ゲームを発明したのはヴォルデモート卿でした。子供たちをダークサイドへ引きずり込むのに、暗い部屋へ引き込んで、ジョイスティックと大画面で遊び半分の殺しの練習をさせるよりいい方法があるでしょうか」

ヴォルデモート卿とは「ハリー・ポッター」シリーズに登場する邪悪な魔法使い。サタン説こそ取り下げたものの、ゲームが有害であるとする主張には全くブレがありません。

「熱心なゲーマーであった人々がゲームクリエイターになる……ということを、わたしはあまり信じていません。それは“クラックが大好きなあまりにコロンビアに行き、薬を扱うビジネスでリッチになりました”というみたいなものです。ビデオゲーム中毒は大部分が自尊心の低い30歳未満の若者によるもので、社会的な問題としてますます認知されています」

「ゲームが教育的ですって?すいませんが、あなたがゾンビを撃っている間に量子力学に関して学んでいるとは思えません。ゲリラを撃つやり方を使えばMITの奨学金を得られたでしょうか。まあ、それでもあなたが正しいんでしょう。アルバート・アインシュタインが若い頃にゲームを遊んでいれば、相対性理論の代わりに大統一理論を思いついたんでしょう」

「わたしがゲームを買わないことで、子供たちはボールとバットを使って外で遊び、筋肉を鍛えています。窓の二、三枚は壊れるでしょうが、少なくとも子供たちは『Left 4 Dead』に出てくるようなガラスみたいな目をしたゾンビではありません」

もの凄い数のコメントにひるむどころか、かえって闘志を燃やしたようで、彼女のゲーム批判は留まるところを知りません。果たしてゲーマーと彼女のどっちが先に力尽きるのか、戦いは持久戦の様相を呈してきたようです。

《水口真》

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