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会場の一角では出展者によるサービス・製品の展示が行われていた。写真はビットアイルのブース |
ビットアイルのブースでは、ソーシャルアプリケーションプロバイダー(SAP)向けのインフラサービスをメインに紹介。この「ソーシャルアプリケーションパッケージ」は、15日より提供を開始したばかりで、ラック、電源、インターネット回線、サーバーなどの機器レンタルから、監視・運用・管理までの支援をワンパッケージで提供するもの。基本パッケージの最短利用開始が2週間という「短納期」を実現したほか、最低利用期間3ヵ月の「短期利用」、「初期費用ゼロ」、「サーバ大量調達」なども大きな特徴になっています。
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「ソーシャルアプリケーションパッケージ」の特徴。「短納期」「短期利用」「初期費用ゼロ」「サーバ大量調達」という特徴があり、SAP向けのインフラに特化している |
同社の関根良一氏(マーケティング本部 事業推進部)は、ゲーム業界のソーシャルアプリケーションの需要について「最近、GREE、mixi、モバゲータウンといった大手SNSのオープン化戦略にともない、ゲーム業界でもソーシャルアプリケーションに参入する事業者が増えてきたという背景がある。ソーシャルアプリケーションサービスは登録ユーザー数が多く、アイテム課金や広告収入など早期収益化のチャンスも多い」と説明してくれました。
しかし、その一方で初期段階から大量のトラフィックに対応できるインフラが必要になったり、場合によってはサービスがうまくいかなければライフサイクルも数ヵ月という短期間になるリスクもあるそうです。「そこで柔軟に規模を拡張できるインフラの構築と、投資コストがかからないサービスを提供することにした」と語ります。
このソーシャルアプリケーションパッケージは、シングル構成または冗長構成の基本パッケージで2タイプが用意されており、それぞれ月額費用は100万円、140万円(税別)だ。インフラの費用だけでなく、初期費用が不要であるため、ゲーム業界でも気軽に参入できるというメリットがあるとのこと。