【iPad登場】ゲーム好きが見たiPad 導入編

先月に米国で販売開始されたアップルのタブレット型デバイス「iPad」。iPhoneと同様にApp Storeから様々なサードパーティの開発したアプリケーションがダウンロードできるのですが、既に報道されている通り、特にゲームのラインナップが豊富になっています。

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【iPad登場】ゲーム好きが見たiPad 導入編
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先月に米国で販売開始されたアップルのタブレット型デバイス「iPad」。iPhoneと同様にApp Storeから様々なサードパーティの開発したアプリケーションがダウンロードできるのですが、既に報道されている通り、特にゲームのラインナップが豊富になっています。国内のゲームメーカーからも複数タイトルがリリースされています。

既にiPod Style!の戸津様の寄稿としてインプレッションを掲載していますが、ゲーム好きから見たiPadとして私も原稿を書いてみました。

まずはiPad自体の触り心地ですが、ユーザーインターフェイスに深いこだわりを持つアップルだけあって、"触っているだけで楽しい"、を実現しています。iPhoneやiPod touchを触った事がある人ならば、違和感はないでしょう。画面が大きくなったiPhoneという揶揄はあながち間違ってはいません。インターフェイスは一部、大画面向けに調整されています。

ボタンはホームボタンの他には、側面上部にあるオンオフのボタンに、側面右側にあるボリューム上下があります。そして嬉しいのが、画面の回転をオンオフするボタンの登場。iPhoneでは、寝そべって触っていると、自動的に画面が回転されてしまって煩わしい場面があったのですが、iPadでは縦画面、横画面どちらでも固定しておくことができます。これはとても嬉しい機能です。

標準アプリはiPhoneと同様です。ブラウザは当然、Safariです。iPhoneでは、専用のページを用意するサイトも多くありましたが、iPadではPC版のサイトをそのまま読むのが普通になりそうです。iPhoneではボタン類が下部にまとめられていましたが、iPadでは全て上部にまとめられています。サクサクと動きますので、閲覧のみならブラウジングはこれ一台で済んでしまうかもしれません(Flashは動きませんが)。ソフトキーボードも当然ながら大きくなり、入力が楽になりました。加えて、地味な改善ですが、YouTubeの動画再生がブラウザ内で出来るようになっています(iPhoneでは新しい画面が立ち上がって再生)。地味ですが、とても便利です。

インサイドもそのまま見られます


iBooksもスタートし、電子書籍リーダーとしての役割も大きくなるであろうiPadですが、リーダーとして使い勝手はどうでしょうか。iBooksは無料でダウンロードでき、サンプルとして「クマのプーさん」が入ってます。書籍は追加で購入していく形で、本棚に並んでいきます。チャプター毎に読んだり、ブックマークを挟むといった基本的な機能があるほか、輝度の調整もアプリケーション内で可能です。文字は読み易いのではないでしょうか。

iBooksストア本棚のように増えていく無料でついてくるプーさん


TIME、USA Today、AP、New York Times、BBCなどの新聞やテレビのニュースビュアーも早速配信開始されています。どれも新聞に近いような版組で最新情報を提供します。ただ、現在のところPCサイト以上の使い易さは見られません。まだ紙を置き換える存在にはなりそうにありません。iPad向け有料配信で一時代を、と願う新聞各社はもう少し改善の余地がありそうです。ブルームバーグやロイターの株価情報などは大画面になり情報量が多いので、眺めているだけでも楽しいです。Wikipediaなども良いですね。



ロイターブルームバーグ


WikipediaアプリWIKIPANIONNintendo INSIDEなど


最近話題のEvernoteも使いやすい


その他の標準アプリでは、メールは本文表示+サブ画面でリスト画面という形になりました。写真は楽しいです。大画面なので皆で集まって写真を見て楽しむにはかなり良い端末です。

次回からはいよいよゲームをチェックします。

《土本学》

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