「iPadを買ったら、もう要らないと思ったものは?」 ― 海外でユニークな調査結果

iPadは様々なものの売れ行きに影響を与えるかも知れません。

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iPadは様々なものの売れ行きに影響を与えるかも知れません。

Resolve Market ResearchはiPadユーザーに対し、「iPadを手に入れた後にこれはもう買わなくていい」と思ったものは何かという調査を行っています。

■iPadを買った後に聞く「これはもう買わなくていいと思ったもの」
・電子ブックリーダー:49%
・携帯ゲーム機:38%
・ラップトップ/ネットブック:32%
・mp3プレイヤー:29%
・据置ゲーム機:27%
・MID(小型インターネット端末):24%
・携帯電話:22%

iPadには実に様々なものの機能が含まれていると見なされていることが分かります。特に電子ブックリーダーとしてはかなり優秀であると考えられているようです。

■iPadをどういうものと認識しているか
・非常に高価なオモチャ:55%
・技術のブレークスルー:33%
・生産性を上げるのに役立つツール:28%
・ネットブック市場を置き換えるもの:25%

iPadユーザーの中で「アップル製品を初めて買った」という人は37%にも及んでおり、これはiPadというデバイスの魅力が従来のアップルユーザー以外の人にも伝わっているということを示しています。

同社は「iPod Touchはプレティーン層やヤングティーン層をiOSの世界へ導くのに有効であることは他の調査で示されたが、iPadはその反対側の層を市場へ引き込む可能性がある」と結論づけています。

iPadとKindleにより「電子ブックリーダー戦争」が既にスタートしているとするのが一般的な認識ですが、その最初のラウンドはどちらに軍配が上がるのでしょうか。

《水口真》

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