取材班が会場近くのファーストフード店で朝食を採りながら取材の打ち合わせをしていたところ、たまたま隣のテーブルでメイクに余念のない女性3人組がコンパニオンだとわかり、意気投合。思わず話を聞いてしまいました。
彼女たちは市内の大学に通う大学生で、経済学を選考している2年生。NVIDIAのアルバイトで、コンパニオンとして会場に通うところだそうです。同社は今年のチャイナジョイで、PCゲームで立体視が楽しめる「3D Vision」をアピールしていました。そのため多くのコンパニオンが必要になったのかもしれません。
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コンパニオンたち | エヌビディアブース |
1日のアルバイト料は、だいたい大卒の初任給の10分の1程度とのこと。日本円に直すと2万円弱でしょうか。会期は4日間なので、全部出ると、なるほど、ちょっとしたお小遣いになりそうです。中国で大学生といえば名実共にエリートの卵ですが、このへん日本的です。
週末の過ごし方他を聞いてみると、映画を見たり、服を買ったりするのが好きとのこと。渋谷も109も取材範囲上によく知っていました。一方で普段はゲームをほとんど遊ばないそうですが、まあリア充は東京も上海も同じなのかもしれません。
ちなみに中国ではAKB48のような、素人感覚の女性アイドルグループは見られません。街中をへそだしルックのような露出度の高い服装で歩くのも御法度。そのためコンパニオンのアルバイトは彼女たちにとって、ちょっとしたアイドル感覚が味わえる場なのかもしれませんね。