mixi復旧・・・原因はデータベースの高負荷

mixiで10日、11日の両日に渡って断続的にアクセス障害が発生していた件で運営元のミクシィは、12日01:50頃に全面的に復旧したと発表しました。

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mixiで10日、11日の両日に渡って断続的にアクセス障害が発生していた件で運営元のミクシィは、12日01:50頃に全面的に復旧したと発表しました。

同社の発表によれば、障害の原因はデータベースの負荷軽減のために導入しているデータキャッシュシステムの不具合。システムが複数同時に異常終了したことから、データベースへの負荷が急増。閲覧し辛い状況になっていました。復旧まで時間を要した事については、高負荷かつ特殊な状態でのみ異常終了が発生していたことから、原因究明に時間がかかったとのこと。

今後はデータキャッシュシステムの改善に努めるほか、データベースの障害がシステム全体へのアクセス障害となったことを教訓に、万一発生した場合にも影響範囲の局所化できるシステムの検討を行うとしています。

ミクシィの笠原社長は「このたびは、『mixi』のアクセス障害により、ユーザーの皆様に多大なるご迷惑、ご心配をおかけいたしまして、申し訳ございませんでした。今後このようなことが起きないよう、再発防止策を実施し、安定したサービスの提供に取り組んでまいります。皆様が友人・知人とつながり、楽しく便利にコミュニケーションを行えるようサービスの強化に努めてまいりますので、今後とも『mixi』及び株式会社ミクシィを、どうぞよろしくお願いいたします」とコメントしています。

昨年秋からのオープン化以降、mixiをはじめとするSNSサイトはゲームのプラットフォームとしての側面も帯びてきていて、今回の事態にヒヤっとした関係者の方も多いのではないでしょうか。サイバーエージェントの藤田社長はTwitterで、「mixiの影響でAmebaのアクセスが過去最高」とつぶやいていて、ユーザー離れへの影響も懸念されます。

《土本学》

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