トーセ、第2四半期は好調・・・開発の稼働率が急回復

受託制作最大手のトーセは平成23年8月期の第2四半期業績を発表しました。

ゲームビジネス 市場
受託制作最大手のトーセは平成23年8月期の第2四半期業績を発表しました。

それによれば、売上高24億1600万円(前年同期比48.1%増)、営業利益6300万円(-)、経常利益7200万円(-)、純利益4100万円(-)となりました。

同社ではPSPが販売台数を伸ばしていること、3DSやNGPなど次世代携帯ゲーム機に期待が高まっていること、また、iPhoneやAndroidなどでスマートフォン市場が拡大していること、さらにソーシャルゲーム市場で家庭用ゲーム機メーカーが上位に食い込んできていることなどから、ゲームソフト開発事業の稼働率が急回復。高水準を保っているとしています。業績としても前期は大きく落ち込みましたが、回復しています。

タイトルとしてはDSが6タイトル、DSiウェアが1タイトル、PSPが1タイトル、Wiiが5タイトル、PS3が1タイトル、PCが9タイトル、パチンコが2タイトル、モバイルが17タイトル、Androidが9タイトル、iPhone/iPadが10タイトルの計61タイトルを開発完了したとのこと。

東日本大震災の影響は不透明であり業績予想は前回を据え置いています。連結業績予想は売上高59億3500万円、営業利益2億3900万円、経常利益2億6000万円、純利益1億2100万円としています。

《土本学》

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