空想科学、電力対策で鹿児島・奄美に移転

ゲームデベロッパーの空想科学は、7月から本社を埼玉県坂戸市から鹿児島県奄美市に移転することを決定し、10日に同市と立地協定を結びました。

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ゲームデベロッパーの空想科学は、7月から本社を埼玉県坂戸市から鹿児島県奄美市に移転することを決定し、10日に同市と立地協定を結びました。

同社は1991年設立、主にモバイル向けゲームを開発し、近年ではiPhoneやAndroid向けに注力していました。年商は1億円、従業員数は10名ですが、移転後に5人を新たに採用する計画。

同社の淵上和男社長は朝日新聞に対して「震災直後は本社が計画停電の区域に入り、仕事にならなかった。島内に発電所があり、ネット、携帯電話の電波環境も充実している奄美は申し分ない」とコメント。移転の理由が震災後の電力不足であることを明らかにしています。

《土本学》

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