プレイステーション3でクロスゲームチャット機能が実装されない理由
長らく実装が期待されていながらも、未だに実現していないプレイステーション3のクロスゲームチャット機能。なぜ実現しないのか、ソニー・ワールドワイドスタジオの吉田修平氏が、その理由を海外インタビューで説明しています。
ソニー
PS3
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氏は「ゲームはインゲーム・チャットを行うためにそれ自体メモリを使う必要がある」「ボイスチャットはゲーム機能の一部であり、OS機能の一部ではない」とコメント。ゲームによってRAMが大量に消費されることで、他の機能が制限されていることに触れ、PS3でクロスゲームチャットが不可能な理由としています。
一方、PlayStation Vitaでは、異なるゲームを遊んでいてもボイスチャットやテキストチャットが行える「Party(パーティー)」機能の実装が明らかとなっています。これはVitaが“512 MB RAM/128 MB Video RAM ”であることが理由(PS3は“256 MB RAM/256 MB Video RAM”)。これにより、ゲームをプレイしながらバックグラウンドで他の機能を実行することができるとのこと。
これまでファームウェアの更新が発表されるたび、実装が取りざたされてきたPS3のクロスゲームチャット。一時期はPlayStation Plusでの導入も噂されていました。今回の氏の発言が幕引きとなるのでしょうか。
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