【CEDEC 2011】SCEが発売する3Dディスプレイが対応するPS3の新機能を試した
SCEより11月2日に発売が決定した3Dディスプレイ「CECH-ZED1J」は24型フルHD(1920×1080ドット)の液晶ディスプレイで、高コントラストの非常に美麗な映像が楽しめるのが特徴です。発売を前にした製品ですが、CEDECのSCEブースにて体験できました。
ゲームビジネス
その他

ブースでは『グランツーリスモ5』がデモで使用され、3Dカメラを使って立体視を体験することができました。「高品位3D表示」という紹介のされ方に違わぬクオリティの高い映像を見ることができました。価格も4万4980円と抑えられていて、始めての3Dディスプレイには良いかもしれません。
また、「CECH-ZED1J」は「SimuView」というプレイステーション3の新機能に対応しています。これは一つのディスプレイで二人分の映像を表示して、それぞれ3Dメガネを装着してゲームを遊ぶというものです。画面分割でないため、それぞれがフルスクリーンを利用できます。ただし、3Dメガネは使いますが表示は2Dになります。こちらも触ってみたところ、3Dメガネを通した際の特有の暗さはあるものの、プレイするゲームによっては便利かもしれません。3Dメガネの上部にスイッチが用意されていて、押す度にプレイヤー1→プレイヤー2→プレイヤー1という風に切り替わるようになっていました。
ブースの担当者にお話を聞いたところ、3D立体視に対応しているゲームであれば「SimuView」に対応するのは難しくないとのこと。ただし現状では対応しているタイトルは無く、具体的に予定もないとのこと。まずは自社タイトルから対応を始めたいとのことでした。
この記事の写真
/