モルガン証券、『ドラクエ』最新作のオンライン化は戦略ミス

J.P.モルガン証券は、スクウェア・エニックス・ホールディングスの投資判断を「Neutral」に引き下げ、独自の2012年業績予想を下方修正しました。

ゲームビジネス 市場
J.P.モルガン証券は、スクウェア・エニックス・ホールディングスの投資判断を「Neutral」に引き下げ、独自の2012年業績予想を下方修正しました。

証券会社はそれぞれ、各企業の動向を見て独自の投資判断を出していますが、J.P.モルガンはこれまで「Overweight」としていたスクウェア・エニックス・ホールディングスに対する投資判断を「Neutral」に引き下げました。

ただ、「Overweight」「Neutral」はそれぞれ、J.P.モルガン独自の基準なので、実際の「overweight」「neutral」といった言葉の意味と、直接結びつくものではありません。

しかしながら、J.P.モルガンのリポートは、9月5日に『ドラクエ』最新作が「任天堂のWiiおよびWiiU向けのオンラインゲームになると発表」されたことについて、「J.P.モルガンでは、この選択を戦略上の誤りと見ている」としています。

これに関連し、J.P.モルガンは『ドラクエX』の営業利益予想を50億円から25億円に引き下げ、スクウェア・エニックス・ホールディングスに対する2012度J.P.モルガン業績予想を下方修正しています。

《D》

【注目の記事】[PR]

関連ニュース