衛星「UARS」の破片、800kmに及び落下か?
運用を終了した上層大気調査衛星(UARS) は、日本時間の9月24日土曜日正午23分から午後2時9分の間に地上に落下した。
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再突入の間、衛星はアフリカの東海岸、インド洋、太平洋を通過し、カナダ北部、北大西洋そして西アフリカの上空を通過した。軌道経路のほとんどは海上だが、一部の経路で、カナダ北部及び西アフリカ上空を通過。燃え尽きなかったUARSの破片は、北緯57度から南緯57度の範囲に落下したものと考えられるとしており、NASAでは、落下範囲は約800kmに及ぶと予測している。現在のところ、NASAでは人的被害や物的被害の報告は認識していないという。
なお、UARSの残骸と思われるものを見つけても、触らずに、地元の警察に支援を連絡するよう呼びかけている。
《編集部@RBB TODAY》
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