『機動戦士ガンダムUC』、「ユニコーンモード」「カスタムキャストモード」の詳細が明らかに
バンダイナムコゲームスは、プレイステーション3ソフト『機動戦士ガンダムUC』の最新情報を公開しました。
ソニー
PS3
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本作は、オリジナルビデオアニメとして展開している「機動戦士ガンダムUC」のゲーム化作品です。ビームの軌跡、汚れる装甲など、PS3のHD画面上で、ハイエンドなモビルスーツの質感、重量感、繊細な挙動を忠実に再現したロボットアクション作品となっています。直撃させることで核爆発をおこしたり、近接攻撃でとどめをさすことで敵を真っ二つにしたり、これまでのガンダムゲームにはなかったアクションや演出が採用されているとのことです。
今回は「ユニコーンモード」「カスタムキャストモード」、追加コンテンツの詳細が発表。戦闘シーンのビジュアルも公開されました。
「ユニコーンモード」は「機動戦士ガンダムUC」のストーリーを追体験できるモード。バナージ編ではユニコーンガンダムを駆り“ラプラスの箱”を狙う敵を撃退し、マリーダ編では袖つきの一員として連邦と戦うなど、各メインキャラクターの視点でストーリーを体験していくことができます。なんとミネバ編まで存在しています。
各キャラ横の黄色いアイコンは、そのキャラクターによる戦闘以外の原作シナリオ部分のモノローグになりストーリーを補完します。各キャラクターのモノローグは原作アニメカットを背景にフルボイスでキャラクターたちの心情が描かれ、本編とは違った角度で原作の物語を追っていくことができます。青いアイコンはミッション部分になり、機体を操り原作のミッションをクリアしていきます。クリア後には特典も用意されているようです。
一方「カスタムキャストモード」は、自分の好きなメンバーを編成してオリジナルの戦場を戦い抜くモードです。1シナリオは複数の連続ミッションで構成されていて、前のミッションで受けたダメージや残り弾数などは次のミッションでも継続します。また撃墜されたモビルスーツは使用できなくなります。
1つのミッションが終わるごとに操作機体、出撃機体を変更できるので、ダメージの大きい機体などはバックアップに回し、うまく運用しましょう。いかに全体の消耗を抑えて戦っていくかがポイントでしょう。ミッションを特定の条件でクリアすると上位ルートに分岐し、難易度の高いルートでクリアするほど、レアな機体や武器を入手できます。より難易度の高いルートを目指してがんばってください。
シナリオをクリアすると新しいMSなどを獲得でき、モビルスーツは最大6機(パイロット6人)、戦艦は1艦(艦長1人、クルー3人)まで編成できます。ゲームを進めることで編成レベルが上がり、より能力の高いキャラクターを編成することが可能になります。
そして本作ではMSやミッション、キャラクターや武器などを追加コンテンツとして無料、または有料で配信予定です。目玉として小説原作者、福井晴敏書き下ろしの新エピソード「戦後の戦争」やカトキハジメ氏による新デザインの「MSN-06S シナンジュ・スタイン」「MSN-001X ガンダムデルタ」など、新規描き下ろしのMSやシナリオの配信がすでに決定しています。
そして迫力の戦闘シーンも公開されました。本作は溶断分裂や、核爆発、サブフライトシステムなど、これまでのガンダムゲームにはない表現で、原作を再現されています。
なお、初回生産版には、プレイアブル機体「金色のMS、デルタガンダムカイ」がダウンロードできるプロダクトコードが特典として封入されます。
『機動戦士ガンダムUC』は、2012年春発売予定で価格は未定です。
(C)創通・サンライズ
《冨岡晶》
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