コナミデジタルエンタテインメント、育児休業による降格・減給は違法との判決

コナミデジタルエンタテインメントは、元社員による育休明け時の降格・減給は不当であるとした訴訟の控訴審判決において、約95万円の支払いを命じられました。

ゲームビジネス 人材
コナミデジタルエンタテインメントは、元社員による育休明け時の降格・減給は不当であるとした訴訟の控訴審判決において、約95万円の支払いを命じられました。

東京地裁判決の1審判決では、会社の業績などから算定される成功報酬分のみを支払い、降格による減給は会社側の人事権限の範囲としています。しかし東京高裁は、育児休暇を理由に不利益な扱いをしたと違法と判断。減給分相当に対する支払いを義務づけました。

同社はコメントを控えており、原告側弁護士によると「育休による降格が違法」とされたのは初の事例ということです。

《近藤智子》

【注目の記事】[PR]

特集

関連ニュース