「BLEACH 地獄篇」特集、豪の国際映画祭に阿部監督、森田成一さん
日本だけでなく、海外でも絶大な人気を誇る「BLEACH」が、オーストラリアの国際映画祭で脚光を浴びる。4月19日から同地で始まるゴールドコースト・フィルムフェスティバルに、アニメ「BLEACH」の特集企画が設ける。
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ゴールドコースト・フィルムフェスティバルは、オーストラリアを代表する国際映画祭のひとつだ。幅広いジャンルから世界中の良質な映画をピックアップし上映する。近年は日本映画に対する関心も高い。
そうしたなかで今年は、幅広い世代から支持のある「BLEACH」にスポットライトをあてることになった。4月20日には英語圏では初となる劇場版「BLEACH 地獄篇」の初上映が行われ、「劇場版BLEACH Fade to Black 君の名を呼ぶ」の上映も予定されている。
上映は「スーパーノヴァ」と呼ばれる企画で実現する。「スーパーノヴァ」は昨年7万人以上を動員したメイン企画、これまでに「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の博士役であるクリストファー・ロイドさんなど数々のスターゲスが招聘されていることでも知られている。
今回のそのゲストとなったのが、本作の監督である阿部記之さん、そして主人公の一護役の声優・森田成一さんである。ふたりはイベントの特別ゲストになり、講演やサイン会、ファンとのディスカッションなどの企画に参加する。人気作品の監督と声優のイベントが大きな話題を呼びそうだ。映画祭を盛り上げるのに一役買うことになる。
ゴールドコースト・フィルムフェスティバル(GCFF)は、これまでも日本文化の紹介に積極的な取り組んできた。本年はこの「BLEACH」を中心とした「2012 ANIME」、「COOL JAPAN」とタイトルした特集上映も企画する。
昨年は新海誠監督の「星を追う子ども」の原画展を開催し、本作を制作したコミックス・ウェーブ・フィルムの川口典孝社長による解説やファン交流イベントも行われ好評を博した。映画祭は日本とオーストラリアの映画を通じた交流に大きな役割を果たしている。
(C) Tite Kubo/Shueisha, TV TOKYO, dentsu, Pierrot (C) BMP 2010
《アニメ!アニメ》
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