グリー、モバイルゲームの米Funzio社を買収
グリーは2日、子会社の「GREE International」を通じて、モバイル向けシミュレーションRPGのリーディングカンパニー米Funzio社の株式を100%取得し、子会社化すると発表した。
PCゲーム
ソーシャルゲーム

同社は、6月までにグローバル市場でシームレスなアプリ提供が可能になる「GREE Platform」の展開を進めており、2011年12月末現在、ソーシャル・ネットワーキング・サービス「GREE」のユーザー数は約1.9億に拡大している。今年3月には、グリーのグローバル拠点初となる世界向けモバイルソーシャルゲーム「Zombie Jombie」の提供を開始した。
Funzio社は、Android、iOS端末向けおよびFacebook、Google+などモバイルソーシャルプラットフォーム向けにアイテム課金型のシミュレーションRPGを提供しており、Funzio社が開発した「Crime City」や「Modern War」は、北米のApp Storeにおいて売上ランキング2位の実績を誇る。最新の「Kingdom Age」も加えると、この3タイトルのダウンロード数は合計で2,000万ダウンロードを超えているとのこと。
今回の買収に関してグリーの田中社長は、「グリーの今後のグローバル展開に非常に大きな意味を持つものです。Funzio社は世界でもそのクオリティが高く評価されるゲームを生み出しており、優れた人材と開発力を有しています。これから展開される新しい『GREE Platform』において、より多くのユーザーに利用してもらえるサービスが提供できることを楽しみにしています。」とコメントしている。
《白石 雄太@RBB TODAY》
この記事の写真
/