ゲームポータル「mobcast」のモブキャスト、東証マザーズ上場へ

ソーシャルゲームポータル「mobcast」を運営する株式会社モブキャストは、6月26日付で東京証券取引所マザーズ市場への上場承認を受けたと発表しました。

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ソーシャルゲームポータル「mobcast」を運営する株式会社モブキャストは、6月26日付で東京証券取引所マザーズ市場への上場承認を受けたと発表しました。

同社はGREEやMobageなどの大手ポータルとは一線を画し、一貫して自社のポータルサイト「mobcast」を通じて『モバプロ』(プロ野球)、『モバダビ』(競馬)、『We'sサッカー』(サッカー)といったスポーツゲームを中心にソーシャルゲームを展開してきました。昨年からテレビCMを開始、『モバプロ』では明治神宮球場、QVCマリンフィールド、西武ドームでは同社のゲームのイメージを利用した選手紹介が採用されています。3月末時点での会員数は226万人を突破しています。

平成23年12月期の業績は、売上高20億2231万円、経常利益5億1021万円、純利益4億8423万円となっています。従業員数は41名(4月30日現在)。大株主は創業者で代表の藪考樹氏が44%を保有し、以下住友商事、ビットアイル、役員、従業員などとなっています。

昨今、市場を賑わせている「コンプガチャ」に関しては以前より導入していないとしています。また、その他の問題については現時点で明確に法令等に違反しているものは無いものの、各企業や業界団体が自主的に対処・対応し、業界の健全性・発展性を損なわないように努力していくべきだとしています。

《土本学》

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