Unity、ゲームエンジンの最新版「Unity 4」を発表・・・独自のアニメーションツールを搭載
Unity Technologiesは、3Dゲームエンジン「Unity」の最新バージョン「Unity 4」をリリースすると発表しました。予約をした開発者にはベータバージョンの提供も行われます。
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「Unity 4」ではエンジンやツールを全面的に刷新した他、「Mecanim」と呼ばれるキャラクターアニメーションシステムの導入や、DirectX 11対応、モバイルグラフィックの刷新、Adobe FlashとLinuxバイナリの出力対応などが行われます。
「Mecanim」は僅か数クリックだけで、キャラクターにアニメーション付けができるツールで、Unityのエディター上でステートマシン、ブレンドツリーの構築や、IKのリギング、自動リターゲティングなどが行えます。また、リターゲティング可能なアニメーションデータの数々がUnity Asset Storeで販売開始される予定で、アニメーションの生成に慣れないユーザーでも容易にこの機能を活用できそうです。
同社のDavid Helgason氏は「我々はUnity 4に長い間取り組んでおり、ようやくゲーム業界を変えるような新しい機能や特徴を紹介できることを嬉しく思います。革命的なアニメーションシステムとFlashやLinux向けに開発できる機能は最新版の最も重要な特徴であり、Unityを引き続き最も強力かつ速いスピードでゲーム開発を進化させていくエンジンとするでしょう」とコメントしています。
「Unity 4」の詳細は9月22日~25日にアムステルダムで開催される「Unite 2012」にて発表される予定。
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