【プレイレビュー】カバーを駆使した銃撃戦『バイオハザード6』体験版プレイレポ第2弾 クリス編
7月3日から先行配信中の『バイオハザード6』体験版プレイレポート第2弾。今回はクリス編をお届けします。
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『5』から引き続き登場するクリス。本体験版では記憶を失い飲んだくれているという衝撃的な状況からスタート。かつての仲間たちに連れ戻されたクリスは、中国・蘭祥でBSAA隊員らと共にミッションに挑むことになります。
クリス編は3編中、唯一の男性コンビとなるピアーズ・ニヴァンスがパートナー。デフォルトでスナイパーライフルを所持するピアーズのルートは必然的に援護にまわる機会が多くなります。
クリス編はごちゃごちゃとした雑居ビルの上を進む、狭く高低差や障害物の多いマップ構成。ここで出現する敵は「ジュアヴォ」と呼ばれる知能を持った敵で、銃器を操り回避行動も行うほか、多大なダメージを受けると部位が変異する特性を持ちます。腕がブレード状に変化したり、下半身から羽根が生えて空を飛んだりと、前作に登場したマジニより遥かに強化された歯ごたえのある戦闘が楽しめます。
基本は銃撃戦となるため、障害物を使い上手くカバーしながら進むことになります。前作でも部分的に取り入れられていたカバーですが、本作では遮蔽物の前でLTを押すことでどこでもカバーが可能。低い遮蔽物ではLT+Aでしゃがんでカバーできます。
ただ、カバー中遠くがぼやける仕様なのは少し不便さを感じました。バイオハザード的なこだわりと言えばそうとも言えますが、カメラ位置が近めで視界が狭いのも相まって、せっかくカバーしているのに周囲の状況が把握しづらく、メリットを感じにくいのは残念。
また、ダッシュからカバーへ移行しようとして飛び越えてしまうことも頻発。ダッシュ→スライディング→カバーの流れで行えば問題ないですが、慣れるまでは最前線へ全身を晒してしまう痛手は大きいです。
体力の表示はブロック型になり、同一ブロック内なら自動回復する仕様に。ハーブなどの回復アイテムはタブレット化してストックし、1ブロックごとに回復できるなど全体的にかなり使いやすくなった印象。
体験版でのホラー要素は少なめに感じたクリス編ですが、代わりに新しくなった銃撃戦を十分楽しむことができました。カバーやカメラの近さなど気になる点はありますが、TPSとしてより進化した戦闘を楽しめるのはやはり嬉しいところです。
次回は新キャラクターとなるジェイク編をお届けします!
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