オンラインゲームの市場規模は4200億円 ― 海外進出が増加傾向、ソーシャルは約2800億円

日本オンラインゲーム協会(JOGA)は、オンラインゲーム市場に関する調査結果を発表しました。

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日本オンラインゲーム協会(JOGA)は、オンラインゲーム市場に関する調査結果を発表しました。

JOGAでは、これまで「オンラインゲーム」を「インターネットを介し、複数のプレイヤーがコミュニケーションを図りながらプレイするゲーム」と定義し、毎年調査を行っております。

今回の調査では、2011年のオンラインゲーム市場は1,405億円、ソーシャルゲーム市場は2,794億円となり、両方を合わせた“広義でのオンラインゲーム市場規模”は約4,200億円と算出されました。

なお、オンラインゲーム市場の内訳は、パッケージゲームソフトの販売売り上げが277億円(前年比94%)、ゲーム運営サービス売り上げが1,128億円(前年比109%)になっており、全体で前年比106%の増加になっています。

また、オンラインゲームの海外輸出(ライセンスアウト)売り上げ、および企業が海外に進出し海外拠点においてゲーム運営サービスを行った海外輸出売り上げは、6億7,508万円(前年比141%)、海外拠点での売り上げは86億6,281万円(前年比114%)となり、国産タイトルおよび国内企業の海外進出は増加傾向にあるとのことです。

これらの調査結果は、「JOGAオンラインゲーム市場調査レポート2012」として、エンターブレイン f-ismサイト内で31,500円(税込)で販売されています。

《冨岡晶》

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