スクエニHD、売上高におけるソーシャルゲームの割合高まる・・・朝刊チェック(8/8)
本日の朝刊チェックです。
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■日本経済新聞12面「スクエニHD、初の営業赤字」
スクウェア・エニックス・ホールディングスが7日発表した2012年の4~6月期連結決算は営業損益が11億円の赤字でした。スクウェアとエニックスの合併以来同期の赤字は初めてです。背景には売上高におけるソーシャルゲームの割合が高まっていることがあります。ソーシャルゲームは家庭用ソフトと異なり、公開前でも開発費が発生した時点でコストとして計上するため、コストが売上高に先行して表れます。そのため、売上原価は上昇、利益率が悪化し、営業赤字となりました。今後は順次公開予定のソーシャルゲームが売上高に寄与し、PS3/XBOX360/PCソフト『スリーピングドッグス 香港秘密警察』の投入予定のため、当初の予想通り業績は推移しているということです。
■日本経済新聞3面「猛暑商戦 活況」
全国的な猛暑で個人消費が活気づいています。スーパーやコンビニでは清涼飲料水などの販売が観測史上最高の猛暑だった2010年に迫る勢いです。イトーヨーカ堂では7月中旬から8月5日までの飲料やビールの販売が前年比2割増で2010年に並ぶ水準ということです。地デジ化による反動でテレビの販売不振が続く家電量販店でも、エアコンや扇風機の売り上げが前年の2倍ペースで推移し、追い風になっています。7月の天候不順から一転、猛暑に転じたことで、個人消費の押し上げ効果に期待が高まっています。