混沌の街で孤独に戦うパニックアクション『バイオハザード6』製品版プレビュー(クリス編)
『バイオハザード6』製品版の一部を一足早く体験できたプレイレポート第2弾。先日のレオン編に続いて、今回はクリス編をお届けします。
ソニー
PS3
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今回体験することができたのは、レオン編同様チャプター1の一部。記憶を失ったクリスが降り立ったのはバイオテロが発生した中国・蘭祥。『Dragon`s Dogma』特典でダウンロードできた体験版より前のシークエンスで、クリス率いるBSAA部隊と共に目的地のビル、スペードエースを目指すミッションです。
トレイラーでも既出の賑やかな大通りは、報道陣や逃げ惑う人々などで混乱の最中。アジアの都会を一般人が入り乱れる光景は、シリーズでも斬新なシチュエーション。しかし一歩路地へ入るとそこは銃器や青龍刀を手に襲い来る新B.O.W.ジュアヴォの巣窟と化しており、大都会の明と暗を感じさせる構成となっています。
細かい路地や屋内を次々と通過する今回のステージでは、L2(LB)で即座に呼び出せるルートガイドが予想以上に活躍。他編にも言えますが、本作ではマップのボリュームや複雑さが増し行動範囲が広がった反面、次のルートが一目で把握できないこともしばしば。進行方向のみを即座に判断できるルートガイドは、探索の自由度を損なわない、程良い指針となってくれます。
先行配信されていたXbox 360版の体験版ではプレイヤーキャラとの近さなどから不便さを感じたカメラアングルですが、今回は距離感こそあまり変化を感じられなかったものの、キャラクターがより左寄りに配置されるようになったお陰で、ほぼストレスなくプレイすることができました。
複数の隊員を率いて進むクリス編は、隊員のサポートもあり一見恐怖とは程遠そうな印象。しかし、敵の猛攻が熾烈になるにつれ、隊員は徐々に減り、苦戦を強いられることとなります。アクション要素満載の銃撃戦の最中、進めば進むほど高まる孤立感が、クリス編の醍醐味と言えそうです。
次回はジェイク編のプレイレポートをお届けするのでお楽しみに!
『バイオハザード6』はPS3/Xbox 360版が日本国内で2012年10月4日に発売予定。PC版の発売日は未定です。また、9月18日から、現在配信中の『Dragon's Dogma』限定特典体験版とは異なる内容を収録した『体験版:通常配信用』の配信が予定されています。
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