ジンガ、A Bit Luckyを買収しコアゲームジャンルを強化
ジンガは、「ミッド・コア」と呼ばれるジャンルのソーシャルゲームを手掛ける米国サンマテオのデベロッパー、A Bit Luckyを買収したと発表しました。
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同社はFrederic Descamps氏とJordan Maynard氏という2人の創業者とTrion WorldsやXfireなどのベテラン開発者によって設立されたデベロッパー。現在までに宇宙を開拓しコロニーを築く『Lucky Space』と街作りシミュレーションゲーム『Lucky Train』をフェイスブック向けに提供しています。
ジンガは多くのユーザーを抱えるカジュアルゲーム分野で人気を集めてきましたが、ソーシャルゲーム市場ではグリーが買収したFunzio社に代表される「ミッド・コア」と呼ばれる上級者向けコアゲームが比較的高いARPUを実現し、収益化するケースが増加しています。
ジンガもこの分野を強化する意向で、A Bit Luckyの約20人のチームが加わるほか、対戦格闘ゲーム『モータルコンバット』のクリエイターであるJohn Tobias氏、EAやミッドウェイで活躍したMark Tumell氏、『Civilization』や『Spore』などに携わったSoren Johnson氏ら、ゲーム業界のベテランを次々に獲得し、新作ゲーム開発に取り組んでいるとのこと。
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