カプコン、インドネシアのモバイルゲーム事業に本格参入 ― 今後は東南アジアでの展開も視野に
カプコンはインドネシアにおいて、同社の人気タイトルを投入し、本格的にモバイルゲーム事業に参入することを発表しました。
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現在インドネシアでは携帯電話の普及率が急増しており、間もなく100%を超えると予想される大きな市場が存在します。今年度はラブインドネシア社が運営するポータルサイト「Love Indonesia」において、携帯電話向けJavaゲーム『ストリートファイター』などの計19タイトルを配信していきます。
なお、同国のスマートフォン普及率は10%程度にとどまっていますが、今後各社が低価格帯の機種を投入することにより、2012年の販売台数は前年比約70%の大幅増加が見込まれています。スマホの爆発的な普及を見越して、同社はAndroidのゲームも今年度中に2タイトル、来年度には10タイトルを投入する予定です。また、インドネシアを足がかりに、東南アジア向けソーシャルゲームの展開も視野に入れています。
カプコンはオンライン市場を成長分野に位置づけ、モバイル・PCオンライン・コンシューマー向けダウンロードの売上高を2015年3月期までに300億円まで拡大させることを目標にしています。今年7月にはオンライン事業の拠点を台湾に設立し、今回インドネシア市場に本格参入することで、アジア地域で更なるオンライン事業の成長を図っていくということです。
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