任天堂・岩田聡氏、社長就任から「ゲーム人口拡大」について語る
技術者を応援するサイトTech-On!にて、任天堂の岩田聡へのインタビューが掲載されています。
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経営者や最先端を走る技術者のメッセージを紹介する「JTNインタビュー」、そこに任天堂岩田社長が登場。全3回に分けて掲載ということで、初回は社長就任からDSとWiiの成功、ゲーム人口拡大についてなど、その思いを語っています。
ご存知の方も多いかと思いますが、岩田氏は元々HAL研究所の社長でした。2000年に当時任天堂の社長だった山内溥氏(現:任天堂相談役)により任天堂に入社。取締役経営企画室長に就任。その2年後となる2002年6月1日付けで代表取締役社長に就任しました。
社長就任の翌年、東京ゲームショウ2003で基調講演を行う際に資料を集めていたところ、ゲーム市場がどんどん縮小して肩下がりであることを知ります。そこでたとえナンバーワンになったとしても、市場が死ぬのを先延ばしになるだけの社長はイヤだという思いから「ゲーム人口拡大」の目標を掲げることになります。
「ゲーム人口の拡大」は自信はあったと語る岩田氏ですが、それが達成まで何年掛かるかまではやはりわからなかったそうで、仮に5年経っても結果が出せなければクビになっていたかもしれないと述べています。幸い『脳トレ』ブームが到来し、結果的に1年で達成できたことに関しては「運が良かった」と振り返ります。
また、「ゲーム人口拡大」という方向性でいける感触は『メイドインワリオ』がきっかけで、岩田氏にとって「大きな意味を持つソフトウエア」ともあわせて語っています。
インタビュー全文ではより詳しく掲載されていますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
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