声優陣がフルボッコに?『コール オブ デューティ ブラックオプスII』のゾンビモードとマルチプレイモードの魅力をたっぷりお届け ― 発売直前パーティーレポート(3)

11月19日にスクウェア・エニックスが開催した「コール オブ デューティ ブラックオプスII発売直前パーティー」レポート第3弾では、プロデューサーが語る「ゾンビモード」の魅力や声優陣のプレイの模様をお伝えします。

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11月19日にスクウェア・エニックスが開催した「コール オブ デューティ ブラックオプスII発売直前パーティー」レポート第3弾では、プロデューサーが語る「ゾンビモード」の魅力や声優陣のプレイの模様をお伝えします。

レポート2弾ではキャンペーンモードの吹き替えを担当した声優陣のトークの模様をお伝えしましたが、第3弾となる今回の記事では、まず再度登壇したトレイアークのパット・ドゥワイヤーシニアプロデューサーが語ったゾンビモードの魅力についてご紹介します。

「前作よりさらにボリュームが増えた」というゾンビモード。キャンペーンモードとはうってかわって、多数のゾンビが押し寄せてくるモードで、前作同様に生き延びることを目的とした、「サバイバル」そして、今作から追加される「グリーフ」に加え、ストーリー要素とオープンワールドの要素も付加し、「プレイヤー自身がマップを移動しながら、アイテムを組み立てたりしてゾンビと戦っていく」という「トランジット」の紹介もありました。会場のムービーではバスに乗って新たなマップへと進んでいく様子も公開されました。

ここで、トランジットに登場するキャラクターの吹き替えを担当した、 ラスマン役の高橋研二さん、クロエ・リンチ、ミスティ役の植田佳奈さん、そしてファリド、マールトン役の岡林史泰さんが登壇、ストュリンガー役の白熊寛嗣さんはキャンペーンモードに引き続き登場となりました。

岡林さんはアフレコの印象を尋ねられると、開口一番「いやぁカオスでしたね(笑)」と一言。海外版の声優さんが、決められたセリフの分量をはるかに上回る量を喋っており、アドリブの連発となったということで、そこにも注目してほしいとのことでした。白熊さんはキャンペーンモードのラウル・メネンデスとは正反対の役を演じ、「超気持ち良かった」ということ。また、ストュリンガーの「ほじくられる」というセリフがいたく気に入ったということで「流行らせていきたい」と意気込み(?)を語りました。

ゾンビモード唯一の女性キャラを演じた植田さんは、「アドリブが多いんですよ。ゲップとかもありました」と驚きの発言。ちなみにゲップは他の方も収録されたそうです。高橋さん演じるラスマンは「豪放磊落な老人で、収録中は常に声を張らなくてはならず、大変でした」と、皆さんそれぞれ苦労もあったとのこと。

声優陣の挨拶が終わると、早速今回から新たに導入された「トランジット」を声優陣がプレイし会場は盛り上がりました。実際にバスに乗って移動する場面や、アイテムを組み立てるシーンなども見ることができました。

引き続き、こちらも大注目の「マルチプレイヤーモード」について、再びパット氏から解説がありました。キャンペーンやゾンビ同様、「大幅に新要素を加えた」とのこと。10のキャパシティから武器やスキルを好みの通りに組み合わせられる「PICK 10」という新システム、マルチに馴染みのないプレイヤーなどが練習するための新モード「コンバットトレーニング」が紹介されました。こちらはBOTだけでなく、他のプレイヤーとも遊ぶことができます。「みんなで楽しくプレイできるので、マルチプレイヤーモードが怖いという方にも導入にオススメの良いモードだと思います」ということです。こちらでも経験値が稼げるので、初心者には心強いモードになっています。

ここで実際にパット氏+声優陣の5名と来場したスクウェア・エニックスメンバーズの中から選ばれた5名がマルチプレイヤーモードの「ハードポイント」で対決。このゲームでは、占拠すべきポイントが一定時間ごとに変わるので、一つの場所に止まらずに新たな場所へ移動しながら戦闘を繰り広げていきます。選ばれた皆さんは、声優陣が設定に時間をかけるのを尻目に、司会の森一丁さん曰く「まるで自宅にいるかのように」設定を進めていました。

さすがに、いち早く本作をプレイしたいという本作になみなみならぬ熱を持つみなさんはさすがに強かったようで、普段もマルチをプレイしているという声優陣の皆さんは歯が立ちませんでした。

マルチプレイの後は、キャンペーンや特典、PS Vitaソフト『コール オブ デューティ ブラックオプス ディクラシファイド』の情報などが公開されました。また、パット氏の流暢な日本語でのメッセージや、スクウェア・エニックス和田社長が「公認フラゲ」と命名した、来場者プレゼントが配布されました。そちらの情報は後ほどの記事でまとめてお伝えします。

《宮崎 紘輔》

タンクトップおじさん 宮崎 紘輔

Game*Spark、インサイドを運営するイードのゲームメディア及びアニメメディアの事業責任者でもあるただのニンゲン。 日本の新卒一括採用システムに反旗を翻すべく、一日18時間くらいゲームをしてアニメを見るというささやかな抵抗を6年続けていたが、親には勘当されそうになるし、バイト先の社長は逮捕されるしでインサイド編集部に無気力バイトとして転がり込む。 偶然も重なって2017年にゲームメディアの統括となり、ポジションが空位になっていたGame*Sparkの編集長的ポジションに就くも、ちょっとしたハプニングもあって2022年7月をもって編集長の席を譲る。 夢はイードのゲームメディア群を日本のゲーム業界で一目置かれる存在にすること、ゲームやアニメを自分達で出すこと(ウィザードリィでちょっと実現)、日本武道館でライブすること、グラストンベリーのヘッドライナーになること……など。

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