ソニー、かつてのような囲い込みはせず「トモダチ作戦」で復権目指す・・・朝刊チェック(11/28)
本日の朝刊チェックです。
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■日経産業新聞3面「ソニー復権へトモダチ作戦、4K規格や配信サービス開放 他社製含め対応製品拡大」
ソニーが自社技術やサービスを他社に開放するオープン戦略を加速しています。かつてはメモリースティックなどの自社規格にこだわってきましたが、エレクトロニクス事業の不振にあえぐ同社が選んだのは“トモダチ作戦"でした。高精細映像技術「4K」やインターネット配信サービスでは、アップルなどのライバル企業との協業すら視野に入れ、新市場開拓を目指しています。そして、1994年の参入以来、自社ゲーム機で囲い込んできた「プレイステーション」事業でもゲーム配信サービス「プレイステーションモバイル」を本格開始して、スマホなどからゲームを楽しめるようにしています。ソニーがオープン戦略に傾斜するのは、主力のエレクトロニクス製品でシェアを失っているという厳しい現状の裏返しでもあります。何をどこまで開放し、どこでもうけるのか。東日本大震災の復旧作業で日本の自衛隊と米軍が見せた連携プレーのような、絶妙なバランス感覚が問われています。
■日経産業新聞3面「フェイスブック利用者、望まぬ相手から「友達申請」6割」
トレンドマイクロは27日、SNS世界最大手のFacebookの利用実態を調査した結果を発表しました。利用者の8割以上が同サービスを使ううえでプライバシーを懸念しており、承認したくない友達申請を受けた経験がある人は6割にのぼりました。実名登録が多いことから、トレンドマイクロは登録情報や投稿内容に配慮すべきだと指摘しています。なお、自分が投稿した情報が知られたくない相手に見られたことが「よくある」人は7・1%、「たまにある」人は26・0%となっています。