バンダイナムコ石川社長、年頭所感“IP戦略拡大”と“課題は海外事業”

バンダイナムコホールディングスは1月7日に、石川祝男・代表取締役社長による年頭所感を発表した。所感は「IP軸戦略を加速させ、中期計画で掲げたげ目標の1年でも早い達成目指す」と題しており、知的所有権を活用したビジネスの拡大を掲げている。

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バンダイナムコホールディングスは1月7日に、石川祝男・代表取締役社長による年頭所感を発表した。所感は「IP軸戦略を加速させ、中期計画で掲げたげ目標の1年でも早い達成目指す」と題しており、知的所有権(Intellectual Property:IP)を活用したビジネスの拡大を掲げている。

バンダイナムコHDは、玩具、ゲーム、映像、ネット、音楽事業などを手がける国内有数の総合エンタテイメント企業である。アニメやゲーム、玩具から生まれたキャラクターや作品を、様々なジャンルで展開することに定評がある。2013年以降も、こうしたIPを軸とした戦略を積極的に展開する。

そのうえで石川社長は、トップシェアを獲得出来ていないカテゴリーでのシェア拡大、トップシェアのカテゴリーではその強化をするとした。中期計画で掲げる過去最高の売上、最高利益の実現達成を目指す。

一方で、2013年の課題として、海外事業を挙げた。今期は業績好調のバンダイナムコHDだが、依然、海外事業は停滞している。
石川社長は「グループが最も注力すべき課題は海外事業です。」と話し、世界で最も期待されるエンターテインメント企業グループとなる目標の実現のためには海外事業の成長は不可欠とする。グループ社員全員が考えるべき課題として海外事業を意識して欲しいとしている。2013年以降、同社の積極的な海外展開が進みそうだ。

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