マイクロソフト、Xbox Entertainment Studiosを設立しテレビの未来に挑戦
マイクロソフトが幅広いエンターテイメントコンテンツを制作する部隊として、Xbox Entertainment Studiosを米国ロサンゼルスに開設したとDevelopが伝えました。
マイクロソフト
Xbox360
スタジオを率いるのはEntertainment & Digital Media部門のプレジデントであるNancy Tellem氏。同氏はCBSテレビジョンスタジオの社長を務めた後、2012年9月にマイクロソフトに加わりました。新しいスタジオは同氏の長年のエンターテイメント業界の経験を活かし、Xboxをゲームだけでなくエンターテイメント全てのハブに変えていくというマイクロソフトの長期戦略を体現するものになるとのこと。
マイクロソフトはXbox LIVEを通じて、2012年の米国大統領選挙でポータルを設けたり、先日のグラミー賞ではレッドカーペットの模様を中継するなどゲーム以外のコンテンツに乗り出しています。特に大統領選挙では候補の公開討論を中継すると共に、リアルタイムのユーザー投票も実施し、一定の影響力があったと評価されています。
Tellem氏は「以前、テレビ業界で働いていた時から、"直接視聴者が参加できるようなインタラクティブな番組が作れたら凄い事になる"と話していたんです。それがXboxがあれば実現できるんです」とコメント。新しいスタジオはXboxの可能性を示し、未来のテレビの形を多くのパートナーとともに作り上げて行きたいと話しています。
マイクロソフトのXbox LIVE、ソニーのtorne、任天堂のNintendo TViiという風に各社はテレビ番組を変革上手く取り込もうとしているようです。この辺りも次世代の重要な鍵の一つになるかもしれません。
関連リンク
この記事の写真
/