ソフトバンク、ガンホーを買収 ― 株式の過半数取得、公開買付けを開始
ソフトバンクは3月25日、同社の連結子会社であるソフトバンクモバイルが、ガンホー・オンライン・エンターテイメントの普通株式を公開買付けにより取得することを決議したことを発表しました。
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ソフトバンクの代表取締役社長、ソフトバンクモバイルの代表取締役社長兼CEOである孫正義氏と、ガンホーの代表取締役会長である孫泰蔵氏は、実の兄弟にあたります。
今回、ガンホーの第2位の大株主であり、孫泰蔵氏の資産管理会社であるハーティスと孫正義氏の間で、2013年4月1日付で対象者株式に関し、「質権実行の猶予に係る議決権の行使に関する覚書」を締結する予定。ハーティスの所有株式数は213,080株(所有割合18.50%)。
その結果、覚書の効力発生により、ソフトバンクが全ての議決権を所有するソフトバンクBB(所有株式数:387,440株、所有割合:33.63%)、孫正義氏と合わせて、ガンホー株式の議決権の過半数(ソフトバンクBB及びハーティスの所有株式数の合計600,520株に係る議決権:600,520個、議決権所有比率:52.13%)を占めることになります。
ガンホーも、本公開買付けに対して、賛同する旨を同日に決議。一方、買付け価格の妥当性については意見を留保し、本公開買付けに応募するか否かについては、株主の判断に委ねるとしています。
《冨岡晶》
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