経営不振のジンガ、CEOの年俸は1ドルに・・・取締役会には著名ベンチャーキャピタリストも

経営不振が続いているジンガ。同社がSEC(アメリカ証券取引委員会)に提出した最新資料によれば、マーク・ピンカスCEOは年俸を1ドルにしたようです。また、業績達成時等のボーナスも辞退するとのこと。

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経営不振が続いているジンガ。同社がSEC(アメリカ証券取引委員会)に提出した最新資料によれば、マーク・ピンカスCEOは年俸を1ドルにしたようです。また、業績達成時等のボーナスも辞退するとのこと。

Facebookプラットフォーム上のソーシャルゲームで急成長したジンガ。多くの買収を繰り返し、ラインナップを拡充してきましたが、規模の拡大に収益が追い付かず、一部スタジオのレイオフやタイトルの運営中止を行い、再度成長軌道に乗ろうと試行錯誤を行なっています。1億人を超えるユーザーを記録した『ファームビレ』の続編の成功は最近の明るい話題ですが、依然として先行きは不透明です。

ピンカス氏以外の経営幹部の年俸は42万5000ドル~50万ドルで、業績達成時のボーナスも97万ドル~180万ドルの間で設定されています。

また、ジンガでは著名ベンチャーキャピタリストで、クライナー・パーキンス・コーフィールド・アンド・バイヤーズのパートナーであるジョン・ドーア氏を取締役会に迎えると発表。同氏はグーグルやアマゾンの取締役会に名を連ねるほか、現在はフリップボード(Flipboard)も支援します。プレスリリースの中でドーア氏は「既にジンガは数億人のユーザーに楽しみを提供してきましたが、ソーシャルゲームの世界はまだ始まったばかりです。素晴らしいジンガのチームと次の成長を導くことを楽しみにしています」とコメントしています。

《土本学》

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