鳥山明の新作マンガ「おいしい島のウーさま」 子どもたちの環境教育目的で配布
人気作品でお馴染みの鳥山明さんの新作マンガ『おいしい島のウーさま』が、愛知県の特定非営利活動法人 田園社会プロジェクトが配布している環境教育教材「最終戦略バイオスフィア」に登場した。
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大物作家のプロジェクト参加は、鳥山明さんが愛知県在住であることから実現した。プロジェクトからの打診があった際に、その主旨に賛同、マンガを提供した。
『おいしい島のウーさま』は、未来の地球のどこかとの設定である。マシンの故障で植物だらけの不思議な島「ぐるぐる島」に不時着した、トムと五十八はそこで出会ったカミサマのウーさまと一緒に「伝説の仕事・農作業」をすることになる。
ナゾの宇宙人・テクテク星人やぐるぐる島の「おいしい秘密」など、謎や冒険が満載だ。ユーモアたっぷりはお馴染みの鳥山明ワールドとなっている。
『おいしい島のウーさま』を掲載する「最終戦略バイオスフィア」は、地域の農地や森林のバイオ資源の保全の理解を目的に制作された。関連団体などの広報活動支援や児童の環境教育を目的とした教材だ。
そうした団体のために配布されているが、個人でも田園プロジェクトの運営するサイト2030.jpで1冊400円(消費税・送料込)で取り寄せが可能だ。
なお『おいしい島のウーさま』は2部構成で、このうち後半が異なるふたつおバージョンがある。愛知県安城市の「安城市こども ぐるぐるゼミナール」に掲載されているが、こちらは後半の内容が異なっている。大物作家の環境教育支援マンガ、今後も話題を呼びそうだ。
[真狩祐志]
2030マガジン「最終戦略バイオスフィア」
http://2030.jp/pamphlet/
《animeanime》
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