アカデミーで受賞した作曲家が語る『The Last of Us』の音楽 ─ 制作コンセプト映像第4弾公開

発売が待ち遠しい『The Last of Us』ですが、制作コンセプト映像の第4弾「ラスト・オブ・アスの音楽」が公式サイトにて公開されました。

ソニー PS3
美しい音楽が支える『The Last of Us』の世界
美しい音楽が支える『The Last of Us』の世界 全 1 枚 拡大写真
発売が待ち遠しい『The Last of Us』ですが、制作コンセプト映像の第4弾「ラスト・オブ・アスの音楽」が公式サイトにて公開されました。

これまで公開した制作コンセプト映像の第1~3弾までは、視覚面やゲーム性に言及した内容でしたが、第4弾では音楽面について語られた内容となっています。

動画は、ゲーム映像を交えつつ始まります。街を徘徊し、少女エリーは憂いを帯びた表情を浮かべ、ジョエルが歩く脇では男が押さえられ、茜色に染まる木立が囲む小川へ二つの影が降りていく。その光景を支えたのは、繊細で耳に残る旋律でした。

『The Last of Us』で作曲を手がけるグスターボ・サンタオラヤ氏は、2005年には「ブロークバック・マウンテン」で、2006年には「バベル」で、アカデミー作曲賞を受賞したという経歴も持ち、音楽界で揺るぎない地位を誇っています。そんな氏が、今回初めてゲームに関わった経緯や、自分が音楽に目覚めたきっかけなどを語りました。

そして、実際の収録現場の光景や、どのようなコンセプトで『The Last of Us』の作曲を行ったのかを明かす場面などもあり、待ちわびるユーザーにとって音楽方面から『The Last of Us』の魅力を知る貴重な機会となっています。

また映像の最後には、サンタオラヤ氏が独奏する下りで締められており、動画を見終わった後も深い余韻を残してくれます。この動画は公式サイトで公開されていますので、興味のある方はご覧ください。

ただし、グロテスクな表現や残酷表現が苦手な方や18歳未満の方は、視聴をご遠慮ください。



『The Last of Us』は、2013年06月23日発売予定で価格は5,980円(税込)です。

《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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