【E3 2013】インディーデベロッパーNumber Noneが手掛けるPS4向け3Dパズル『The Witness』
『Braid』を開発したインディーデベロッパーのNumber None, Inc.が手掛けるプレイステーション4(他にPC、iOSでもリリース予定)向けタイトル『The Witness』について、同社のJonathan Blow氏がプレゼンテーションを行いました。
ソニー
PS4

『The Witness』は3Dパズルゲームで、平和に見える島全体がゲームの舞台となり、様々な場所にある謎を探して解き明かしていきます。Blow氏によれば「何かを発見した時の閃きの感覚を味わえるゲームを作ろうと思った」とのこと。ゲームには一切のダイアログが存在せず、メッセージも殆どありません。プレイヤーはこの静かな島に放り出され、手掛かりを探しながら謎解きに挑戦していくのです。
プレゼンテーションでは実際にBlow氏がゲームを操作しながら内容の紹介が行われました。ゲームが始まるとそこはトンネルの中。外に出ると明るい島の風景が広がります。特に説明もなく歩いていると目に入る連なった看板のようなもの。近づいてみると迷路のような絵柄が描かれています。これが最初の謎解きです。スタートとゴールを一筋書きで繋ぐ、面積が当分になるように繋ぐ、上下対照になるように繋ぐ・・・などタイプは様々。解くために周りで手掛かりを探す必要のあるものもあります。
ゲームの中ではメッセージなどはありませんが、レベルデザインとしてユーザーが迷わないよう、次にすべきことのヒントを与えるような設計にはなっているとのこと。Blow氏によれば謎の難易度は様々あるとのことですが、「その全てを完璧にクリアしなくても先に進めるような設計になっている」とのことで、どうしても解けない謎に詰まってしまってどうしようもなくなる、ということは無さそうです。
島は全部で10のエリアに分かれていて、好きな場所からチャレンジしていくことができます。謎を解いていくと、エリアの最後には箱があり、それを10個全て集めることが目的になるようです。プレイ時間は全部で30時間程度とのこと。頭を捻る謎解きに"発見の喜び"を感じることができそうです。
『The Witness』の発売日は現在のところ未定です。
《土本学》
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