【ゲーム会社訪問】第4回 コーエーテクモゲームス(後編)
様々なゲームソフトを開発し、我々ゲームファンを楽しませてくれるゲームソフトメーカー。そんなゲーム会社へ実際にお邪魔し、その会社の様子をレポート。後編はコーエーテクモゲームスの社内外の様々な見所をお届けします。
その他
全般

太陽の壁画、美術館のようなモダンな外観とロビー、緊張感漂う応接室。前編だけでも充分なインパクトでしたが、奥に行けば行くほどディープな世界が広がっていました!
■地面にはタイルで描かれた信長様
コーエーテクモゲームスといえば『信長の野望』シリーズ。今年30周年ということで盛り上がりをみせていますが、案内された先の窓から見たものはまさしく『信長の野望』の信長様でございました!
中庭の地面にタイルで描かれた信長様、さすがの貫禄です。ちなみにこちらは『信長の野望・天翔記』の時の信長様なのだとか。中庭をまたいで反対側の部屋に行くことも可能ですが、みなさんついつい信長様の顔を避けて通るそうです。恐れ多くて踏むことなんてできません!
■屋上も気が抜けない
さらに奥へと進んで屋上へと案内されました。屋上は電線より高い位置になるため、太陽の壁画が最も美しく見えるスポット。ちなみにこの壁画、夜になると目がゆっくり明滅するらしいです。もはや日吉駅の名物。
屋上には社員のみなさんの健康を慮ったストレッチベンチがありました。そしてその先の竹垣を進むと、先ほどまでのモダンな雰囲気とはうって変わり純和風のお庭がお目見えしました。こちらは社長室や役員専用の会議室や応接室などに続く廊下に面しています。重要な話し合いをする前にこの庭を眺めてしばし心を落ち着けているのでしょうか?
■モダンすぎる社員食堂
本社は斜面に面しているので、エントランスが2階に位置し、地下2階は社員食堂になっています。広々とした空間に落ち着いたブラウンが基調のクラシカルなテーブルセット、どこの高級レストランに迷いこんだのかと目を疑ってしまうモダンな雰囲気です。さらにその横には役員がランチミーティングをするという特別ルームまであります。
■旧本社は徒歩2分
本社から徒歩2分の位置にある第2ビルへ。コーエー第2ビルは現在の本社が竣工される前まで本社として機能していました。外観は企業ビルっぽい造り。こちらには入り口に本物の鯉が泳いでいました。東急東横線からはこちらのビルのロゴがよく見えます。
■新社屋「コーエージェミニ」へ
本社ビルの次は2007年に竣工した「ジェミニ」へ。こちらも入り口には月や太陽や天使のモチーフがちりばめられています。エントランスの自動ドアには天使たちまでいてとってもゴージャス。主に、営業を担当する株式会社コーエーテクモネットの拠点になっています。
内部は本社よりもシンプルな雰囲気です。屋上にあたる部分にあるテラスはオシャレなカフェのような造りで、ランチや休憩スペースとして愛用されているそうです。ここからは本社、コーエー第2ビル、さらには横浜ランドマークタワーまでも望むことができます。眼下には東横線の線路。鉄道ファンにもたまらない立地です。
というわけでコーエーテクモゲームスを小一時間かけてゆっくりと見学させていただきました。美術館のようなモダンでハイセンスな社屋。ここから多くの独創的なゲームが生み出されているのですね。
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