8月30日にTSUKUMO(株式会社Project White)より発売された「G-GEAR N1580J」もその一つ。触らせていただく機会がありましたので、ご紹介します。
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「G-GEAR N1580J」はNVIDIAのモバイル向けGPU「GeForce GTX 770M」を搭載。GPUを高速化する「NVIDIA GPU Boost 2.0」にも対応し、グラフィック負荷に応じてクロックスピードを増加させることができます。また、CPUには省電力ながら高度な処理能力を誇る「第4世代インテル Core i7-4700MQ プロセッサー」を採用。4コア8スレッドの強力なCPUパワーを発揮することができます。ノートPCながら、ゲームをプレイするに十分な性能を詰め込んだ製品と言えます。
搭載されている画面は15.6インチのフルHD液晶。箱から取り出した筆者は、まずこの迫力に驚かされました。このくらいのサイズがあれば、もはやデスクトップ、ノート、という言葉の違いには意味が無いのかもしれません。液晶は反射低減処理を施したノングレア(非光沢)パネルで、照明な外光の映り込みが抑えられています。このクラスであればノートといえども、自宅での利用が多くなりそうですが、屋外の使用にも耐えうる液晶になっているとのこと。内蔵ディスプレイだけでなく、HDMI、D-sub15、Mini Display Portの出力端子があり、外部ディスプレイでの利用や、マルチディスプレイでのプレイスタイルもカバーします。
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■最新ゲームもぬるぬる遊べる威力
幾つかベンチマークソフトを使用して「G-GEAR N1580J」の実力を測ってみました。
まずは大ヒットを飛ばしている『ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア』の「ベンチマーク キャラクター編」。先月公開されたベンチマークソフトで、新生FF XIVで生まれ変わったゲームエンジンを搭載したものになっています。かなり詳細な設定が出来るようになっていて、プリセットも最高品質に加えて高品質、標準品質でそれぞれデスクトップ用とノート用が用意されています。今回は「最高品質」(ウインドウモード)でテスト。複数回実施するといずれも、スコアは7800~7900点ほどに。「としても快適な動作が見込めます」という評価です。フレームレートは一部、引きで多数のキャラクターが登場する場面では低下が見られるものの、平均では60fpsを上回る数字となりました。
続いてはこちらもヒット作となっている『ファンタシースターオンライン2』の「キャラクタークリエイターVer2.0」でチェック。こちらも最高画質に設定。ダイナミックな巨大な敵との戦いを繰り広げる本作ですが、平均して70fps前後をキープし、少々キツイか? という場面でも、60fpsを下回る場面はありませんでした。気になるスコアは3879点で、「標準的な動作が見込めます」という評価でした。
3つ目は本編として初めてPCゲームとなった『ドラゴンクエストX オンライン 目覚めし五つの種族』の「ベンチマークソフト Ver.1.0.1」を使用。こちらはグラフィック設定「最高品質」、解像度「1280×720」、表示方法「ウィンドウ」にて設定。ドラゴンクエストのキャラクターたちが勢ぞろいする様子を確認しました。複数回実施したところ、スコアは約5150ほどといったところ、「快適な動作が見込めます」という表示でした。もとより、様々なスペックのPCで楽しめることに配慮されている本作ではありますが、「G-GEAR N1580J」では特にフレームレートが落ちるところも見られず、かなり快適なプレイが楽しめそうでした。
■ハードウェアもこだわりの逸品
非常に強力な「G-GEAR N1580J」。もう少しハードウェアに触れておきます。ゲームPCにとって生命線であるキーボードには定評あるSteelSeries製を採用。キータッチは浅く、連打にも耐える設計に。表面はマット加工されていて、手触りも良好です。また、ゲームプレイ時に邪魔となりそうなWindowsキーが左側から取り除かれています。背面には青色LEDが備えられていて、暗闇で青く光り、ゲーム気分を盛り上げてくれそうです(OFFにすることも可能)。
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キーボードの上部に目を移してみましょう。非常に特徴的なのは左右に搭載されたスピーカー「Sound Blaster Cinema」。サブウーファも用意されていて、低音も心地よく響きます。ヘッドホンを使う方も多いかと思いますが、ヘッドホンが無くとも、臨場感溢れるサウンドを楽しめます。
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15.6インチという大型のHD液晶を備えた「G-GEAR N1580J」はまるで宇宙船のコクピットのようなデザインです。液晶のフチは落ち着いたブラックで、液晶の視認性を高めながら、キーボードの青色LEDがゲームに赴くワクワク感を増してくれます。各種ベンチの結果からも分かるように、性能面でもデスクトップの最先端ゲームPCには及ばないものの、ノートという点を差し引いても最新のゲームを無理なく遊ぶのに十分すぎるパワーを有しています。「G-GEAR」が満を持して投入したフラグシップゲーミングノート。ゲームの世界にどっぷり浸かる入口のように思えるマシンでした。
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