あまりの爽快感に、思わず両手をクロスさせてまった『初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone』のファーストインプレッション
「タッチスライダー」に対応した曲で実際にプレイしてみたところ、邪魔どころか爽快感が増し、今までとは少し違う『Project DIVA Arcade』になっていました。操作も簡単で、画面に表示された矢印の方向にスライドするだけ。
その他
アーケード
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セガが11月の稼動を予定しているアーケードゲーム『初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone』。既に都内でロケーションテストが行われ、東京ゲームショウ2013にも参考出展されましたが、「地方で参加できなかったよ!」という声にお答えしまして、先行して試遊したインプレッション記事をお届けします。
■爽快感抜群のタッチスライダー
稼働開始から今年3周年を迎えた『初音ミク Project DIVA Arcade』。その続編となる『初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone』には、新要素として「タッチスライダー」が搭載されています。「タッチスライダー」は、PS Vitaソフト『初音ミク -Project DIVA- f』で搭載された「スクラッチ」をアーケードゲームに落とし込んだものです。「タッチスライダー」に対応した曲を実際にプレイしてみたところ、4つのボタンで操作していた従来より爽快感が増し、今までとは少し違う『Project DIVA Arcade』になっていました。操作も簡単で、画面に表示された矢印の方向にスライドするだけ。フィーリング面でもボタンと大差なく、押した感覚の代わりに、光と音のエフェクトが反応してゲームをより一層盛り上げます。
本作では、幅広いユーザーが楽しめるように、EASY/NORMAL/HARD/EXTREMEの4つの難易度が用意されていますが、「タッチスライダー」の本当の爽快感を感じたのはHARDからでした。夢中になり過ぎて両手をクロスして激しくシュッシュッとスライドプレイしていると、「そんなに力を入れてスライドしなくても大丈夫ですよ」と広報の方に言われてしまいました…。とにかくそれくらい、スライドの動作は楽しいです。
■「Nu」と「Module AC Type2.0」による進化したグラフィックス
システムだけではなく、グラフィックスも大幅に強化されています。基板は、本作が初採用となる「Nu(ニュー)」を採用し、ポリゴン数やテクスチャ容量が増加。さらに、キャラクターモデルが「Module AC Type2.0」となり、モデリングが全てリファインされています。そのため、より細かな表情や逆光表現、3人のキャラクターが同時に画面に登場するトリオなどの演出が可能になりました。また、『-Project DIVA- f/F』にあったPV分岐も実装されています。
■モジュールセレクトとカスタマイズアイテム
トリオ演出が可能になったため、楽曲によってはモジュールを設定できるキャラクターが3人となり、それらの楽曲共通設定/楽曲別設定が筐体でも可能になりました。さらに、モジュールの「頭」「顔」「胸元」「背中」の4箇所に、様々なカスタマイズアイテムが装着できる新要素も搭載されます。
※カスタマイズアイテムを装着するためには、各アイテムをVPで購入する必要があります。
■新要素
その他にも、新要素が満載ですので、以下にまとめました。
<追加楽曲>
★キャットフード
Music & Lyrics by doriko
Illustration by nezuki
★アンハッピーリフレイン
Music & Lyrics by wowaka
Illustration by wowaka
★FREELY TOMORROW
Music & Arranged by Mitchie M
Lyrics by Mitchie M/ЯIRE
Illustration by Mitchie M
★Fire@Flower
Music & Lyrics by halyosy / Arranged by halyosy & is
Illustration by iXima
★Weekender Girl
Music by 八王子P / Lyrics & Arranged by kz
Illustration by TNSK
<PV観賞モード>
・PV鑑賞モードに必要なVPが0VPになりました。
・撮影した画像を2枚まで送信できるようになりました。
PV分岐のON/OFF設定も可能です。(PV分岐のあるPVに限ります)
<DIVA.NETがより便利に>
・楽曲共通設定/楽曲別設定の変更
3人目のモジュール設定やカスタマイズ、スライド音などの設定が可能になりました。
※なお楽曲別設定において、スライド関連の設定はスライドが存在しない楽曲には設定できません。
・カスタマイズアイテムショップを追加
カスタマイズアイテムを購入できます。
購入できるアイテムはゲーム筐体と同様になります。
・画像ショップ
「PVフォトショップ」、「リザルトピクチャーショップ」の画像購入価格が30VPから10VPに変更されました。
・PVフォトショップ
ゲーム筐体から送信できる画像の追加に伴い、DIVA.NETに保存できる撮影履歴が4件に増えました。
・機能拡張ショップ
PVフォトショップの拡張が可能になりました。
VPを消費することで撮影履歴を最大6件まで増やすことができます。
・プレイ履歴
スライドによる獲得スコア項目の追加等、「Future Tone」に対応しました。
・DIVAレコード
『Future Tone』の新機能や楽曲の取り扱いの変更に対応するため、レコードの判定基準が変更されています。
さらに、現在の『初音ミク Project DIVA Arcade』から『Future Tone』へバージョンアップするにあたって、カウントダウンキャンペーンがゲーム内で開催します。キャンペーン中は、『初音ミク Project DIVA Arcade Ver.B』で、ゲームをプレイした際に、キャンペーンチケットを獲得でき、獲得したキャンペーンチケットを使って、『Future Tone』稼働後に使用可能なアイテムと交換することが出来ます。
■キャンペーンの期間
キャンペーンチケット獲得期間:10/29(火)~11/20(水)
キャンペーンチケット交換期間:後日発表予定
■交換可能なアイテム
デコレーション称号(前)「もうすぐ」:交換必要枚数 3枚
デコレーション称号(前)「カミング」:交換必要枚数 3枚
デコレーション称号(前)「あと少し」:交換必要枚数 3枚
デコレーション称号(後)「待ってて」:交換必要枚数 3枚
デコレーション称号(後)「間近」:交換必要枚数 3枚
デコレーション称号(後)「直前」:交換必要枚数 3枚
称号プレート「星空」:交換必要枚数 5枚
称号プレート「テクノ」:交換必要枚数 5枚
スキン「どっとねっとミクさん[BLUE]」:交換必要枚数 6枚
カスタマイズアイテム『ミニシルクハット』:交換必要枚数 8枚
カスタマイズアイテム『狐しっぽ』:交換必要枚数 8枚
『初音ミク Project DIVA Arcade Future Tone』はゲームセンターにて、11月に稼動予定です。
(C)SEGA
(C)Crypton Future Media, INC. www.piapro.net (ピアプロロゴ)
記載の商品名および社名は各社の登録商標です。
『初音ミク』は歌うソフトウェアです。
《栗本 浩大》
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