2017年の世界のゲーム市場は11兆円規模に・・・次世代機が成長牽引もシェアは縮小
世界のゲーム市場は今後5年間で更に拡大していく――フランスの調査会社IDATEは5日に発表したレポートで、ゲーム市場が2013年の540億ユーロ(約7兆6300億円)から2017年には820億ユーロ(約11兆6000億円)まで成長するとの予測を示しました。約1.5倍になる公算です。
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
IDATEではその要因として、年末に発売された家庭用ゲーム機の次世代機の普及、および、近年成長著しいスマートデバイスや、オンラインゲームの成長が今後も継続するという点を挙げています。「新しい世代の家庭用ゲーム機によって特に2015年までの成長は著しいものになるでしょう」とレポートを担当したLaurent Michaud氏は述べています。
ただし従来型のゲーム機の市場の存在感は下がっていくとの予測です。レポートでは2017年の家庭用ゲーム機のシェアを40%と予測。これは2013年の31%を上回りますが、2008年の78%を大きく下回ります。また、携帯型ゲーム機は2017年には僅か13%まで低下するとの予測です(2013年は22)。
成長を牽引するのは家庭用ゲーム機以外のオンラインやタブレットなど。特にビジネスモデルではF2Pが鍵になるほか、スマートテレビにおけるゲームも一般化するだろうとしています。
《土本学》
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