アプリックス、ジー・モードをONE-UPに7億5000万円で売却

アプリックスIPホールディングスは、モバイル向けゲームを手掛ける100%子会社のジー・モードをONE-UPに売却すると発表しました。

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アプリックスIPホールディングスは、モバイル向けゲームを手掛ける100%子会社のジー・モードをONE-UPに売却すると発表しました。また、アニメーション事業を手掛けるアニメインターナショナルカンパニー(AIC)も同社代表取締役の三浦亨氏に売却することも同時に発表しています。

アプリックスではジー・モードについて、フィーチャーフォン向けが堅調な利益水準を維持しているほか、出遅れ感があったスマートフォン向けも新作の投入等で挽回が進んでいるとしながら、2011年に創業者の宮地武氏が逝去してからはグループ全体のエンターテイメント事業を総体的に推進するまでには至らなかったとしています。今後アプリックスでは従来の事業であるM2Mを始めとするソフトウェア基盤技術を強化していく方針。

ジー・モードの平成24年12月期の業績は売上高30億3600万円、営業損失1790万円でした。

ONE-UPは中山隼雄氏がオーナーを務めるゲーム会社で、主にモバイルゲーム、ブラウザゲームを手がけます。同社はアプリックスよりジー・モードの全株式を7億5000万円で取得します。

《土本学》

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