■ゲームにおける新たな可能性を生む「SHARE」
まずは気になるシェア機能。DUALSHOCK 3のSELECTボタンに近い配置となるSHAREボタンがこのシェア機能の起点となりますが、これは文字通り「シェア」が可能に。では何をどうシェアできるのか?お伝えしましょう。まずシェアできる内容ですが、スクリーンショットからプレイムービー、ゲームのライブ配信など、ゲーム機において可能な限りの情報を様々な人と共有できます。
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更に、PS4ではゲームプレイをUstreamやTwitchのライブ配信で放送することも可能。また今春からはニコニコ生放送との連動も予定されており、PS4が日本の映像配信サービスにおいて重要なポジションに置かれてくることが考えられます。ゲーム画面のウェブ公開については、これまで各ゲーム会社やタイトルによって千差万別、様々な議論が起こっていましたが、PS4経由での配信の場合はその問題もクリア。各タイトルの販売元が、一般公開したくないシーンを隠すことが可能になっているのが大きな理由ではないかと予測されますが、これによりゲームを販売する側にはその作品の宣伝にもなり、視聴するユーザーにとってはネタバレをさほど恐れずに配信を楽しむことも可能になります。
シェア機能による配信は既に発売済みの欧米では頻繁に行われており、コンテンツエリアの「Live from PlayStation」では様々なタイトルのプレイ映像が配信中。国内においてもニコニコ実況プレイヤーを初め、PS4発売後、様々な形で活用されること必至の機能になります。
■リモートプレイやセカンドスクリーンなど、デバイス間での連動にも注目!
シェア機能に続いて押さえておきたい機能が、リモートプレイとセカンドスクリーン。iOS/Androidで配信されるPlayStation AppやPS Vitaを、ネットワークを介して連動することが可能となるPS4では「必ず必要」ではないが「あるとより楽しい」と思える機能として活躍しそうです。『KNACK』などのタイトルをPS Vitaでもプレイできたり、標準インストールされている『Play Room』のボット達の遊び道具を作ってあげたりなどなど、使い方は様々。これからリリースされる対応タイトルが、どのような形でこの機能を活用してくるのか、といったところも見所のひとつになるかもしれません。
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といったところでPS4のコントローラーDUALSHOCK4に搭載された「SHARE」ボタンから広がる世界や、PS4単体ではとどまらない、他のデバイスとの連動などについてご紹介しましたが、これ以外にもオンラインで映画などが視聴できる「Video Unlimited」や最新ヒット曲から往年の名曲まで2,000万曲以上を聴くことができる「Music Unlimited」などありますが、それぞれ実際に手に取って活用してみるのが一番。PS4をゲットしたあかつきには、まずは一度トライしてみることをオススメします。