【BitSummit 14】ボードゲーム+街作り=『街コロ』 コアゲームスとグランディングの新作をチェック

コアゲームスとグランディングが開発を進めるiOS向けゲーム『街コロ』。『Crimson Dragon』や『パンツァードラグーン』を手掛けてきた二木幸生氏がディレクターを務めるということでも注目されますが、BitSummitの会場でチェックできましたので紹介します。

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コアゲームス/グランディングブースの様子
コアゲームス/グランディングブースの様子 全 6 枚 拡大写真
コアゲームスとグランディングが開発を進めるiOS向けゲーム『街コロ』。『Crimson Dragon』や『パンツァードラグーン』を手掛けてきた二木幸生氏がディレクターを務めるということでも注目されますが、BitSummitの会場でチェックできましたので紹介します。

コアゲームスはゲームフリークの関連会社。スマートフォン向けゲームを手掛けてきました。本作のコアゲームス側のプロデューサーを務める花屋雅貴氏はコナミやインデックスを経て同社に参画。質の高いゲームを作り続けてきたゲームフリークの精神は本作にも受け継がれており、iOS向けゲームとしては異例の1年3ヶ月にも渡って作り込まれてきたとのこと。



「街コロ」は元々はグランディングが手掛けたサイコロを使ったボードゲーム。各プレイヤーは毎ターンに1回、山札からカードを選んで購入しデッキに追加し、最後にサイコロを振ります。カードは1~6のサイコロのマスに紐付いた効果があり、サイコロの出目によってデッキにあるカードの効果が発揮されます(だいたいお金を集めたり、相手から奪ったり)。お金を集めていき、最終的に幾つかある建物を全て購入したプレイヤーの勝利です。

「街コロ」ではサイコロの出目が自分だけでなく相手のデッキでも効果を発動すること、手札の中から相手と自分が好きなカードをデッキに追加していくことができること(=相手と全く同じデッキにするようなこともできる)、の2点から相手との駆け引きの要素の強い戦いが繰り広げられることになります。

iOS版『街コロ』は「街コロ」をベースに街作りの要素を加えたゲームとなっています。ボードゲームパートでCPUに挑戦。クリアすると建物が手に入ります。建物を建設していくと街が発展。ボードゲームで得られる資金にも良い影響があるそうです。ボードゲームは沢山のレベルが用意されていて、上位のレベルでは良い建物が手に入ります。ちなみにボードゲームは通常戦では5~10分程度がプレイタイムとなるようです。

さすが1年以上開発が続けられてきただけあってゲームの完成度は非常に高い印象。街作りをしていく手触り感も抜群に感じられました。「街コロ」自体も手軽なボードゲームとして人気が高い作品ですから、両社が組み合わさったゲームは良いものになる可能性が高いでしょう。

現在事前登録が行われており、登録しておけばゲーム内追加と建物「温泉旅館」が手に入ります。配信開始は3月下旬予定です。

《土本学》

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