【GDC 2014】今年の華はVR!新型「Oculus Rift」とソニーの「Project Mopheus」を体験、それぞれの良さとは?
今年のGDCを席巻したのはOculus VR社が開発する「Oculus Rift」(オキュラス リフト)と、ソニーが初披露した「Project Morpheus」(プロジェクト モーフィアス)という2つのVRヘッドセットでした。双方に触れることができました。
ゲームビジネス
開発

最後に「Oculus Rift」と「Project Morpheus」の筆者なりの良い点、悪い点をまとめてみました。ただし、両製品はSCE Worldwide Studiosの吉田修平プレジデントも話していたように、競合関係には無いと考えられます。切磋琢磨しながら、VRの世界を開拓していくことを期待したいですね。
●Oculus Rift
良い点
・ヘッドトラッキングの反応速度
・一旦装着するとブレが少ない
・軽量化された(もっと期待したい)
・視野角が広がった気がする
改善の余地がある点
・ハードウェアのデザインがオタクっぽい
・長時間装着した際の圧迫感、蒸れの懸念
・装着すると全く周囲が見えなくなる
●Project Morpheus
良い点
・サンバイザー型で圧迫感がなく、蒸れの懸念がない
・重さを感じない
・入力装置が既に揃っている(PS CameraやMove)
・ハードウェアのデザインはさすがソニー
改善の余地がある点
・サンバイザー型で適切な位置での固定が難しい
・コントロールボックスが必要
●両方に求めたいこと
・簡単な装着方法の考案
・さらなる高解像度化
この記事の写真
/