バンダイナムコ、「妖怪メダル」生産体制の増強を発表 ─ 「妖怪ウォッチ」関連の新商品展開も示唆
バンダイナムコグループは、5月8日に実施した決算説明会の質疑応答にて寄せられた「妖怪ウォッチ」に関する質問に対して、生産体制や新たな商品展開を示唆する返答を行いました。
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『DARK SOULS II』120万本(欧米)や『GOD EATER 2』70万本など、コンテンツ部門でのヒット作を順調にリリースしている同社ですが、アニメにゲームにと大人気の「妖怪ウォッチ」関連商品となる「妖怪メダル」の大ヒットも、記憶に新しいことと思います。
この「妖怪ウォッチ」に関連する生産体制に対しての質問が決算説明会で寄せられ、同社は「我々の想定を超える人気となっており、お客様にご迷惑をおかけしております」と述べた上で、フィリピン工場での生産なども行うことで生産体制の増強を図る旨を説明しました。
主力となる「妖怪メダル」は、1月の発売以来3月までに700万枚を販売する一大ヒット商品となりましたが、今後生産体制を整え、6月までの累計生産数が2,500万から3,000万枚に達する予定を発表。これにより、入手しやすくなる環境が整えられることとなるでしょう。
加えて、玩具やカード、プラモデルなどにも今後手と拡げていき、IPの水平展開を図る旨を明かすと同時に、「女児にも人気が高いIPですので、商品ターゲットの拡大も考えたいと思います」と述べました。
また、「妖怪ウォッチ」関連の商品が好評のため、他のIP商品の販売に影響は出ているのかという主旨の質問に対しては、「我々がこれまで展開しきれていなかった小学生男児をメインターゲットにしていることから、足元では大きな影響は出ていません」と答え、コンテンツ同士でぶつかり合う状況は起きていないと語りました。
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