GTMF 2014東京では初のミートアップイベント「GTMF Meet-Ups」も開催、出展者に聞く意気込み

ゲーム開発者向けツールやミドルウェアが一同に集う「Game Tools & Middleware Forum 2014」。先月の大阪開催に続き、18日(金)には秋葉原UDXにて東京会場でも実施されます。

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ゲーム開発者向けツールやミドルウェアが一同に集う「Game Tools & Middleware Forum 2014」。先月の大阪開催に続き、18日(金)には秋葉原UDXにて東京会場でも実施されます。この東京会場では、初の試みとしてデベロッパーとパブリッシャーを繋ぐ「GTMF Meet-Ups」が開催されます。

「GTMF Meet-Ups」は、デベロッパーとパブリッシャーを結ぶことを目的としたミートアップイベントで、特設ステージに7社のデベロッパーが登壇。各社はプレゼンテーションで、過去の実績や得意分野を紹介。認知度アップや、ひいては、案件の増加を狙います。こうした機会は国内では数少なく、デベロッパーにとっては貴重な機会と言えそうです。ランド・ホーの塚原氏は「今後ゲームを開発する上で、一緒によいものを作っていける新しいパートナーやクライアントを開拓したい」と話してくれました。

今回参加するのは株式会社シフォン、株式会社グランゼーラ、つくる女、株式会社ヒストリア、株式会社ランド・ホー、グランディング株式会社、Crico株式会社の7社。前半戦では各社からのプレゼンテーション、後半戦では各社と商談できるスペースも設けられます。

参加社は個性豊かなデベロッパーが揃いました。Xbox Oneのロンチタイトルでもある『クリムゾン・ドラゴン』やiOS『街ロコ』、3DS『ひらり 桜侍』を手掛けたグランディングの岡村氏は「オリジナリティ溢れるワールドワイドタイトルの企画立案~開発、サーバー運営までしっかり対応可能です」とアピールしてくれました。

家庭用ゲームでもスマートフォンゲームでもネットワーク対応や運営的な要素は必須になってきましたが、そうした分野が強いデベロッパーも登壇します。シフォンは、代表2名がMMO時代から長年ゲーム運営に携わってきた実績を持ちます。同社の末広氏は「『続けて運営する』『アップデートしていく』ことを非常に重視し、サービスを継続しやすい設計を考慮した上でご提案差し上げます」とコメント。開発だけでなく、運営力もアピールしました。

Unreal Engine 4を得意とするヒストリアの佐々木氏は、会社の特色や普段の活動を知ってもらい、繋がりを増やしたいと話した上で、「弊社はUnreal Engine 4のスペシャリスト集団です。Unreal Engine 4を用いた開発やコンサルティング等、ぜひ何でもご相談ください」と話してくれました。

GTMF Meet-Upsのプレゼンテーションのスケジュールは次の通り。

■GTMF Meet-Upsスケジュール
11:45-12:00 株式会社シフォン 末広幸子
12:05-12:20 株式会社グランゼーラ 吉田佳幸
12:25-12:40 つくる女 山下まみ
12:45-13:00 株式会社ヒストリア 佐々木瞬
13:05-13:20 株式会社ランド・ホー 塚原爾奈
13:25-13:40 グランディング株式会社 岡村峰子
13:45-14:00 Crico株式会社 市川剛実

「Game Tools & Middleware Forum 2014」は7月18日(金)に秋葉原UDXにて開催されます。参加は無料ですが、事前登録が必要です。IGDA日本が主催する懇親会も終了後に実施予定ですので、ご興味の方は公式サイトをご確認ください。

《土本学》

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